レッスンログ 10月12日

うららかな春のホリデーも今日で最終日ですね!


昨日は2週間ぶりのレッスン。

「今日のレッスン楽しみにしてたひとー?!」

と聞いたら、全員が「はーーーい!!!」と

大きな声と、とびっきりの笑顔で手を挙げてくれて

とっても嬉しかったです。^^


ちゃんと練習してきたんだー!と誇らしげに話す子供たちが

その練習の成果をいかんなく発揮してくれた素晴らしい日でした!


さて、レッスンログです☆

〈いだてん〉

打楽器チーム、朝一番からのレッスン~12:00まで4時間を

疲れた顔を見せずに頑張りましたね!偉かったです!


鍵盤ハーモニカチーム、苦手やできないところをほぼ無くして

レッスンに臨んでくれましたね。大変立派でした。(泣)


コーラス、初めての顔合わせでしたね!

とにかく可愛い!!!可愛いんですね。

4歳~14歳までが勢ぞろいしているわけですが、

皆揃っての「フー フー ハー ハー!」がとっても可愛い。

元気いっぱい、笑顔いっぱいで頑張りましたね!

コーラスチームは、この調子で楽しく歌ってくれれば1000点です!

All Good!


Amabileちゃん達は、Student onlyが初めてでしたが

全然余裕の構えで逆にびっくりしました。(笑)

もっと「ママ~~」と言うかな?と

思ってたのですが、案外平気、強い子達です。^^


全パート揃っての、初めての合わせ!!

指揮にも気合が入りました。^^


とにかく声を大にして言いたいこと。


演奏チーム、大変よく準備してきました!!!

素晴らしい演奏でした!!!!(∩´∀`)∩ワーイ(∩´∀`)∩ワーイ


二週間ぶりの不安が吹っ飛ぶくらい、現時点では100点!!

文句なしに誰が聴いても、え、これ本当に6~8歳!?という出来です。

本当に素晴らしい!えらい!おりこうさん!!!


しかし私はこの演奏を200%まで引き上げたい!


先生が「はい、じゃあこの程度でいいから」と言ったら

子供の成長はそこで止まってしまいます。

だからいつでも上を見て。

せっかくこんなに出来るようになったんです!!!

もっと楽しい!と感じれることを教えてあげたいです。^^


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ではどうやってこれ以上上げていくのか、

ここからが「合奏力」の向上、というステップです。


自分の譜面に余裕ができるまでしっかりさらってくる(練習してくる)、

余裕ができたことによって、周りを聞けるようになる。

視線が指揮にもっていけるようになる。

隣の子とブレスやタイミングを合わせよう、という気持ちになる。

心で歌いながら演奏ができるようになる。


という↑段階を踏んでいきます。


①おうちでできる合奏力UP「ブレス」

歌も演奏も同じ、それは必ず音の入りに「ブレス」で拍を感じること。

まずは、全員が拍の感じ方を揃えましょう。

そのために、

自分の演奏に入る前1小節は必ず自分でカウント/ブレスをする。

これを癖付けさせます。


必ず、1、2、3(吐く)、4(吸う)、Tu---------


ができる状態にする、ということですね。


打楽器も同じです。必ず叩く前にカウントして、ブレス。

これを癖付けて下さい。


吸うタイミングでノロノロ吸わないこともポイントです。

いつでも素早く!ギリギリまで吹く、ギリギリで吸う!

KAT-TUNか!というくらいギリギリでいつも生きていてほしい。

(演奏時だけ)




②おうちでできる合奏力UP「Tu練習」

鍵盤ハーモニカは、今かなり吹けている子が多くてとても立派。

これからもっと演奏をもっと向上させるために

大事なのは、第一に「タンギング」です!

第二に「レガート奏法」と続きます。

まずは第一をもうちょっと磨きましょう。


「Tuで歌ってから → 演奏」

というのをやってみて欲しいです。


まず、フレーズごとで区切って。

例えば最初のファンファーレは入り間違いが多い(フライング)

ので、特にちゃんとカウントを自分でとらせましょう。


まず、拍子通りに手を叩かせます。

この場合は大体メトロノーム90~95のテンポです。


「1、2、 3(吐く)、4(吸う)、Tu / tu / tu/ tu/ Tu/ tu/ tu/ tu/・・・」


というように歌います。

レッスンでやっていますので、子供たちに「Tuで歌ってごらん」と

言えばできるはずです。


こうして、Cのリズムも同様にやってみましょう。

「1(吐く)、2(吸う)、Tu ttu tututu tuーー(うん)」


上記で太字にしたところは表拍です。

つまり、1、2、3、4 の手拍子に重なるところですね。

そこを特に揃えようと思いながら歌って、

その後すぐ演奏してみます。

すると、とっても音楽らしい演奏になってくるんですね。^^


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ということで、「今週の目標」に関しては

この2点をおうちでやってくること、としましょう。^^

昨日は楽譜に「目標」を自分で書いていませんが、

おうちでお母さんが子供に伝えてあげてください。



これらのことは、全てレッスンで実際に指導していることです。

子供たちは、その場ではちゃんと理解して実践できていますが、

子供なので!当然それをきちんとおうちに持ち帰れるかは

まだまだ不安ですよね。^^

おうちで、取りこぼすことなく復習できるよう記録しているのが

このレッスンログです。

どういうことを心がけたらいいのかな、というのが分かるだけでも

ただ我武者羅にやるよりも効果が断然あります!


子供たちは本当に素晴らしい成長を遂げていますよ!!!!

定期演奏会できっと立派に演奏してくれるはずです!!!


おうちで「先生すっごく褒めてたね~!」と

いっぱい声をかけてあげてくださいね!!

お母さんお父さんに褒められることが

何よりも嬉しく、励みになるはずです!!!

(*´∀`*)




〈合同合唱〉


「童謡メドレー」に入りました。

ほとんどの生徒が大変よくさらって(予習/練習して)ありましたね!


全体で歌うのが初めてなので、タイミングや、WooーやLuーーなどの

ハーモニー部分が完璧でないのは、全然問題ありませんよ!^^

メロディーラインをしっかり取ってきてくれていたので

合わせもとてもはかどりました。


そのハーモニー部分ですが、

昨日でかなり理解して、音も入ってきました。

音源を聞いて練習してきた子達、「あぁ~こういう感じか、繋がったー!」

というように、クリアになってきたようです。^^


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これは皆さんに何度もお話していることですが、


KANADEは小学校でも幼稚園でもありません。

「習い事」です。


学校であれば、学習発表会、入学式、卒業式、運動会、など

1~2ヶ月かけて毎日毎日授業時間や特別なコマを使って練習をしますね。

そりゃできるようになります。完成度も高いでしょう。

毎日練習と合わせをやってますからね!


でもKANADEは習い事なので、

「行かせてれば勝手に成長するだろう」

という場所ではありません。

何もしてこなかった子に

つきっきりで指導する場ではありません。


例えば、ピアノを習っていたとして、

4~5曲毎週宿題が出て、

それ全部先生が一緒に譜読みしてくれますか?

当然、NOですよね。家で自分でやってくるものです。

これが普通。


KANADEの合唱は、おうちでもしっかり予習復習ができるように

ほぼ全部の音源を作っています。ちゃんとパートにも分けています。

音源の他には参考動画などのリンクもつけています。

毎週レッスンログで次になにをやるかも伝えています。

どう練習してきてほしいかも伝えています。

これは普通の合唱団や音楽教室でもあまり例が無いことです。


じゃあ何で先生これやってるの?と聞かれれば

答えは1つです。

子供たちの成長を、より良く促すためです!!!!

だってこれがあったら、もっと子供たちは練習が楽になるかもしれない。

わからないところが減るかもれない。楽しいかもしれない!

そう思ったら、やらずにいられないものです。^^

可愛いです、生徒たちが。

どれだけでも成長させたい。それだけです。

事実それでとても大きく力をつけている子供たちがいます。

それがとても嬉しいです。


さらに、

ほとんどのご家庭がレッスンログを毎回きちんと読んでくださって、

本当に嬉しく思っています。

そのログを受けて、きっちり反映されている

子供たちを翌週に見ると、

あぁ、お母さんお父さんしっかりされているんだな、と

きちんと伝わってきています!素晴らしいです。

そしてその子はやはり頭一個飛び出ます。そのくらい伸びるんです。


反面、「あ、このご家庭はいつも読んでないんだな」というのは

子供の反応を見てすぐにわかります。

バツの悪そうな顔をする、口が動かない、

周りの子がやっていることがわからない、ついてこれない。

それはとても悲しいことで、

子供が「お教室に行きたくない」と言い始める原因になります。

どうか、私から発信することを読んで

必ず子供に伝えてあげてください。

褒め言葉も、練習のTipも、伝えてください。^^


自主練で

初回までに完璧に音とってこい、と言ったことは

今まで一度もありません。


・音を聞いてこようね!

・譜読み(楽譜の進みや歌詞の確認)をしてこようね!

・歌ってみようね!


本当にたったそれだけのことです。

初回から難しいことなんて何も求めていないんですね。


種さえも植えてこなければ

どんなに土に水をやっても、肥料まいても、日を当てても

その植木鉢からは何も生えてこない、ということ。


Top-Upレッスンを受講するにあたり、

その準備ができていなかったご家庭には

このことを、この先どうか心に留めておいて頂きたいと思います。

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以上を踏まえた上で、ですね。

この「童謡メドレー」、子供たち一生懸命歌っていました!

Amabileは先に音出しがほぼ済んだ状態、

Maestosoもほぼハモリなので先に音だししていますが、

Cantabileは初めてでしたね!積極的に「歌おう」という姿勢があり、

のびのびと良く歌えていましたよ!


おもしろいことに、Amabileはこれまでのレッスン中では

もじもじしてあまり歌わなかったのですが

昨日は大張り切りで歌っていましたよ~!(笑)

メドレー中の曲が「あ、これやったな」というのがわかると

嬉しくなるようですね。^^ちゃんと成果が出ています!



「あわてとこや」について、

楽譜に数点、指示しています。


・Aの2小節前「ちょっきんなーちょっきんなー・・・」

はAmabileの可愛い声を聞かせてもらいます。

全クラスの子供たち、その2小節は


たん うん たん うん / たんたんたん うん


のリズムで手拍子を入れます。

音源ではタンバリンの音が聞こえますね。それです。


・その他の「ちょっきんちょっきんちょっきんなー」は

手をチョキチョキします。


・Bの1カッコ、うさぎが耳を切られちゃた!

「まぁ!」と驚く部分があります。

①Maestoso

②Cantabileソプラノ

③Cantabileアルト

④Amabile

の順で驚きます。「まぁ!」の振りは両手をパーです。


・Cの1小節前の「ちょっきんちょっきんちょっきんなー」は

Amabileだけでしたが、もっと音が欲しいので全員に変更しています。



レッスンで、水遣り、肥料、日を当てました(=褒めました)ので、

おうちでの練習がしやすくなるかと思います。

引き続き「童謡」練習しておいてください。^^



〈Cantabile/Maestoso〉


Cantabileさんは、Mのお姉さんたちの「パプリカ」を見ながら、

座りながら一緒に口ずさんで振りをつけてもらいます。^^

昨日、皆でやってみましたが、

「パプリカ知ってるー!」と大盛り上がりでした!かわいい!

ということで、知らないよ~というお家は、

パプリカ、検索してみてください。NHKの動画があがってくるはずです。

(ここに貼り付けられませんでした)


「生命の奇跡」

練習詰めてきています。とにかくこの曲は喉で歌わないこと。

息を流す。息の量を増やす、前に。流す。

ひとりひとりの大きい声を求めていない +

この音域を喉で歌ったら声帯を痛めます。

レッスンでしつこいくらいやっていますので、

おうちでの練習で喉で張り上げているようだったら

「先生なんていってたー?」と聞いてあげてください。


手を使いながらの音程とり、できるようになっている子が増えました。

お利口さん!まだ本番ではないので、レッスン中はそれで歌っていいです。

着地をしっかり把握できるようにしましょう。


Ahーーーで歌うと外れてしまうのに

ソルフェ(音階で歌う)と絶対着地できるんです。全員。

それが子供たちもわかっているので、

Ah-や、Hm--(うーで歌うように指示しています)

の練習のときは、ソルフェで歌ってから→手をつけて楽譜どおり、

という流れでやってみてください。


皆あと一歩!がんばろう!



「アイノカタチ」

頑張りましょう!確実によくなってきてるので!

前回のログで話したように、練習をすすめましょう。^^

できる!皆はできる!



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ということで、朝からとっても長いレッスンを

本当によく頑張りました。^^


Top-Upレッスン、褒めるところだらけでしたよ!!!

よく準備して、レッスンに臨んでくれました!

レッスンでも皆を褒めちぎりましたが、

どうぞおうちでも励まし、褒めてあげてください!!

偉かったね!!!


次回、10月19日からTerm4レッスン開始です。

気合を入れてまいりましょう!

きっと素晴らしい定期演奏会になりますよ!!!!(*´∀`*)




KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。