オークランドに児童合唱団を創りたい!

と、思い始めたのは 
このオークランドで子供たちに日本語を教えるようになってからのこと。


音楽家の私は、もちろん音楽科目が指導の専門ではありますが
縁あって小学校国語教育に携わることになりました。


ニュージーランドに住みはじめて間もなく
その仕事に就いたこともあり、

文化や習慣、現地の小学校での教育内容など

何も知らなかった私は

子供たちから聞く学校や家の日常の話が
とても新鮮に感じられたものでした。


マフティーデイってなに?

ラッフルチケットってなに?
ディスコナイトってなに?
みんなの好きな教科ってなんなの?


そんなたわいもない会話の中から知った
驚きの事実。


ニュージーランドには
音楽の授業がない。


日本で育った我々大人たちは
小学校1年生のときから
必ず週に1時間、音楽の時間がありました。

音楽室があって
音楽の先生がいる

それが当たり前に思っていた私は
カリキュラムに音楽科目がないという衝撃に
ただただビックリ!


じゃあ、どうやって子供たちは楽譜を読めるようになるのか


それは子供の習い事任せなのだそうです。
ピアノ、バイオリン、フルート・・・
楽器を習っている子は、そこで楽譜の読み方が
ある程度身についてくる、ということらしいのですが


逆をかえせば、
そのお高い習い事をしなければ
一生楽譜にも音楽にも縁のない人生を送ることになる


と考えると、
なんてもったいないことを!!と思ってしまうのです。


音楽初等教育と合唱の大切さを話し始めると
とんでもなく長くなってしまうので
別の機会にするとして・・・


こんなにキラキラとした、未来あふれる子供たちに
音楽の種を撒かずにおくなんて
もったいない!!!!


それからというもの、日本語教室の子供たちに
歌を教えて指揮を降るたび 思うようになりました。


子供たちに歌を、音楽を教えたい。


ただ歌うだけ、ではなく

音楽の基礎をしっかり学べる場所を創りたい。

そして、彼らの心にたくさんの美しい言葉が入っていったら素敵。

歌にのせて、一生 生き続ける言葉を伝えたい。


その思いから立ち上げたのが、この
KANADE Japanese Choir Auckland ~奏 児童合唱団~です。



簡単なことではないと思うけれど、

絶対に叶えたい大きな夢が一つ増えました。







KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は  大人になっても 心に生き続ける。