レッスンログ 7月31日

Term3が始まりました!

全クラス欠席なく、全員で新学期を迎えられたことを嬉しく思います。^^

レッスンの始めに「皆、この間の発表会は楽しかった?」と尋ねたら、

全員が大きく手を挙げて「たのしかったー!!!」と

キラッキラの笑顔でこたえてくれました。

これこそ私のKANADEへの原動力です。^^幸せ!


さて、座学中心のレッスン日だった7月31日。

集中力を切らすことなく、学ぶ姿勢が大変素晴らしい子供達でした。

ではレッスンログにまいりましょう!

〈Amabile〉

中間期発表会を経験して、精神的な成長が大きく見られました。

レッスンに入るときの顔つきはすっかりB、Cのお兄さんお姉さんたちと同じ

自信を持って取り組もうという意欲ある姿勢がみられましたね!

はなまる!


さて、前期目標の「抵抗なく歌声を出せるようにする」を達成した皆さんは

Term3からいよいよ「正しい音程を認識して、声を狙って出す」へと進んでいきます。

この日はKANADEの発声練習を導入しました。


前期に習った音階列「ドレミファソラシド」を、

正しく音の階段として高低差を理解したうえで身体に叩き込んでいきます。

鍵盤を縦向きに意識して、手を使ってドレミファソを発声します。

歌の上達、音程感覚を今のうちにしっかり育てるために、

家での発声練習を取り入れてみましょう。

GoogleドライブにAmabile用の発声練習音源を入れておきますので

まずはこの日習った「ドレミファソ」までの発声練習をおうちでやってみましょう。

次回は「ソラシドレ」に入ります。


次に歌う歌は、冬の季節のうた「ゆき」です。

おうちで予習してみてください。

※こちらの動画では↑「ゆきやこんこ」になっていますが、

正しい題名は「ゆき」です。


リズムカード実習に入りましたね。

「楽譜鉄道・ト音記号くん」という汽車が五線の線路の上を

走ってくれます。貨車からはみ出ないように載せましょうね。

第一回目のこの日は、自由にリズムを作ってもらいました。

並べたカード通りにリズムを叩くのは少し難しいですよね!

皆とっても意欲的に頑張りました!100点!


おうちでの今週の宿題は、4/4列車に載るリズムを作って、

それを繰り返して叩く練習、をしてみてください。

是非ビデオに撮って見せてくださいね!


次回は先生の叩いたリズムを聴きとって、

カードを並べるゲームをしてみます。^^



〈Brillante-1〉

ト音記号とヘ音記号の関係について、座学で学習しました。

いつも皆が使う歌の楽譜や合奏の楽譜は、ほとんどト音記号ばかりですね。

馴染みが薄いですが、ト音記号以外の音部記号も一つ、覚えておきましょう。


レッスンで説明した通り、

一点ド(真ん中のド)から下の音を表記する場合は「ヘ音記号」を用います。

自分の鍵盤ハーモニカを見て触りながら、どこがどの音になるのか

確認していきました。


楽譜の進みは、線ある、線ない、と、一番近くの線に階段状に進んでいきますので

とんでもないところに飛んでいかないよう、気を付けて線と間を数えましょうね。

習ったことを忘れないように、MTB1を今のタイミングで進めると効果的です。

また、ワークシートの残りは宿題ですので、次回提出してください。

MTBもやったよ!という子は、それも是非提出して丸をもらってくださいね。^^


次回は簡単な聴音をやってみます。

そして合奏曲を1つ配ります。


〈Brillante 歌唱〉

歌が大好きなBクラス、とても意欲的に歌唱に取り組んでいます。

とにかくきゃわいい・・・♡


リトミックで身体をあたためて発声練習もしっかりして、

新しい歌に入りました。「北風小僧の寒太郎」です。

「知ってるー!」という子も多かったですね。

ヒュルーンの歌詞が冬の冷たい風を連想させます。

音域が高い箇所がいくつかありますが、喉でがなり立てず

美しい裏声で出せるように指導しています。

ごめんなさい、プリンターからきちんと人数分排紙できていなかったようで

今回配れなかった生徒さんがいます。

まだ何も書き込みなどしていない状態ですので、

自宅で刷ってもらわなくて大丈夫です。次回配布します。

今週は、おうちで動画を観ながらお歌を楽しんでみてください。^^


〈Brillante-2〉

「音の名前」を覚える、というレッスンをしました。

これまで「たん」「うん」「たた」など、リズムの読みを徹底的に覚えさせましたが

小学1年生以上の年齢になったB2クラスは、音符休符の正式名称を漢字を含めて

覚えます。


まず、これまで覚えた「たん」などは、皆の名前でいうところの「〇〇ちゃん」

というニックネームのようなもので、正式名称は、苗字と名前を含めた氏名のような

ものだということを認識させています。


なぜ今この「音符名」をやるかというと、全員が漢字を読むことに

意識がいく年齢であることが重要です。

導入としては、

①全音符:全部伸ばすから「全」音符

②二分音符:全音符を「二つに」「分ける」から二分音符

というように、数字、漢字を組み合わせて意味の分かる名前だということを

理解させること、これがカギになります。

これがないと、子供にとって音符の名前はただ、「ぜんおんぷ」

「にぶおんぷ」など音の羅列に過ぎなくなる、つまり意味がわからないものを

ただ覚えるという事になっていましますね。


日本語名はとても理にかなっています。

名前に意味があって、それがきちんと音楽理論につながっていること。

これをしっかり理解させることが大事なのです。

英語での音符名はbrave, semi brave, crotchet. など意味がわかりづらいので

もっと後で覚えればいいです。


B2の子供達はとても賢く、頭の回転が早いので

レッスンで上記の説明をしたら、ぐんぐん吸収してあっという間に

ワークシートを埋めていきました。

裏面は休符になっています。名前は「〇〇音符」が「〇〇休符」

になるだけで、とても簡単なのでおうちでやって、次回提出してください。


次回、簡単に聴音とこれまでの復習を行って

次の単元に進みます。



〈Cantabile〉

久し振りに集まったことがとっても嬉しい!という皆の笑顔、

かわいくて癒されます!今回もキレイな歌声を聴かせてくれました。^^


リトミック、発声、和声練習、エーデルワイス、とフルセットで基礎練を行ってから

新曲「冬の歌」に入っています。

元はブルガリア民謡で、日本語詞の出版は1972年、

今でも小学4年生の音楽課程で習うことが多いようです。

とっても可愛い曲で、昔から大好きでした。^^

Cクラス用に、Sop.Altoで旋律を分け、Sop.が上をはもるよう書きました。

レッスン内で2パート共に全部ソルフェでの音取りが済んでいます。

家で歌詞をつけて練習してみてください。^^



〈Dynamico〉

座学でした。今回は「前期の復習と応用」ということで

①拍子判定

②複雑なRepeatの確認

③全音と半音

について学習しています。

結構な盛りだくさんでレッスンしましたが、良く集中して

取り組めていましたね。さすがDクラス!

ワークシートの残りの部分を宿題にしてありますので

次回提出してください。


次の土曜は聴音、そして新しい単元に入ります。

KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。