レッスンログ 6月3日

KANADE Japanese Choir Aucklandを立ち上げて

ちょうど一周年になりました。^^


まだ1年!?もう1年!?といった不思議な感覚ですが、

こうして、日本語の歌や音楽を楽しんでくれる子供たちが

KANADEに集まってきてくれていること。

そしてその輪が少しずつですが大きくなってきてくれていることが

感慨深く、とても嬉しいです。^^


笑顔が溢れるレッスンの時間、

子供たちの成長を毎回実感できることが何より幸せです。

二年目も、たくさんの歌を歌っていきましょう!^^


さて、今週のレッスンログです。

〈ひばり〉


「気球にのってどこまでも」のAltoの音とりが完了しました。

この歌は、1番と2番でサビ部分が違うので、Altoの進行も

少し難しく感じるかもしれませんが、楽譜を追ってみると

同じ音が続いている箇所が多く、耳で聞いて覚えるよりも

目で見たほうがわかりやすいのも特徴です。


レッスンでしっかり歌い込んで、Sop.は釣られないように、

Altoは自分のパートを迷わず歌えるよう練習していきましょう。


「たなばたさま」の音とりに入りました。

この曲は、皆がよく知っている「たなばたさま」の童謡を

合唱用に私がアレンジしたものです。

ピアノのキラキラとした高音部が美しい、印象的な仕上がりとなっていますので

これまで歌ってきた「たなばたさま」とはまた違った良さを感じながら

歌うことが出来ると思います。


ひばりクラスは、中間部にクラスSoloがあります。

Twinkle twinkle star / wish upon a star

の二箇所は、ひよこクラスは歌わず、

ひばりクラスの洗練されたハーモニーで曲を一段と美しく彩るよう

書いていますので、仕上がりがとてもたのしみです。


来週も引き続き練習していきます。

音源をドライブでシェアしますので、おうちで流してみてください。

聞いているだけで癒されると思います☆彡




〈ひよこ①〉


久しぶりに全員揃ったひよこ①クラス。

元気いっぱいのお顔が見られて嬉しかったです。^^


さて、クラス発表の「虫の声」。

お口が良く開いて歌える子が多くなってきましたね。

自信を持って歌えるように、おうちでもぜひ復習してみてください。^^

「気球」では、前奏のワクワクするようなリズムに

自然と頭が上下に動く子が多く見られました。^^かわいいですね!

曲に乗れることで、冒頭の歌詞がしっかりと出てきて

とても良い感じです。臆することなく、「歌のお顔で」しっかり声を出していきましょう。


さて、クラス合奏の曲「The lonely goatherd」に入りました。

よく予習してありましたね!大変立派です!

A/A(Repeat)/Cは、この日やった「ド・ド・ドドドー」のメロディーです。

前回お話した通り、ここがクリアできれば曲は半分以上弾けたも同然ですので

マスターしていきましょう。

この日はピアノの伴奏に合わせて、しっかりと「ド」が押さえられた子が

多く見られましたので、「うん」の時に指を離せるよう練習してみてください。


次回はBの箇所「ドーミーファ うん」の箇所に入ります。

ここが繋がると90%クリアです。

伴奏音源に合わせてどんどんチャレンジしてみてください。


「ピンクの山羊さん」楽譜のチャレンジする子は

シのフラットが出てくる+8分音符(タ)が出てきます。

「青い山羊さん」と合わさると、合奏感がより増して

とても面白い仕上がりになってきますので、楽しんで取り組みましょう☆彡


練習することの大切さは、これまでにもお話した通り、

子供たちの「自信」に直結しています。

「わたし、できるよ!」「ぼく、できるよ!」の気持ちを育むこと。

レッスンでも臆することなく歌唱や合奏に取り組むことができる

大きな力となります。


逆に一度「できない」と思ってしまうと「嫌」「やりたくない」に

つながり、どんどん負のスパイラルに巻き込まれて

音楽から遠ざかってしまいます。それはとてももったいないことです。


音を楽しむことが音楽です。

練習は「やりなさい!」ではなくて、「一緒にやろう!」という気持ちで

ぜひ接してあげて欲しいと思います。

1日5分、10分だけでも十分です。隣に座って一緒に音楽をする。

笑う。愛する。褒める。

お母さん、お父さんの笑顔が見られることが子供たちの一番の幸せです。

できたら「できたね!すごいね!とっても上手だったよ!」と

たくさん笑顔で抱きしめてください。


NZでは5歳で小学生になってしまうので、どうしても「小学生」として

見てしまうことが知らず知らずのうちにありますが、

日本ではまだ年中さん、早生まれの子は年長さんになりたて、の

まだまだ小さな子供たちです。

KANADEでこれだけ頑張れていることは、本当にとても立派なことです!

お話を聞く姿勢がこれだけ1年でできたこと、お耳を使えるようになったこと、

全部が素晴らしいです☆彡(^-^)


来週もたくさん笑顔の溢れる時間にしていきましょうね!



〈ひよこ②〉


風邪に負けず、出席率のとても高い二期生クラス。

素晴らしいですね!!私は4週間風邪です!(どうでもいいですね・・・)


「歌のお顔」のレッスンをしてからというもの、歌唱の力が凄まじい勢いで

伸びています。子供たちはお母さんたちに背を向けているので

聞こえづらいかもしれませんが、本当に立派です!!!拍手です!!!


特に昨日はわたしが弾きながら歌うのではなく

指揮で皆の前に立ったので、(これが歌唱レッスンではとても大切なTipです)

子供たちの集中力を切らすことなく、声を前に引き出すことができました。

二期生はまだレッスンを始めて10数回しか経っていないのに

もう立派なSingerに成長してきていて、この成長には本当に驚かされました!

素晴らしいです!


「まっかな秋」「気球にのってどこまでも」の二曲をしっかり歌いきってくれました。

二番の歌詞が少し不安になってしまう子もいたようですが、

レッスンでたくさん歌ってなれていきましょうね。^^


おうちで音楽を聞いてくれたり、予習をしてきてくれたり、その成果がとても

顕れていますね。自信をもって取り組んでいるというのが

瞳を見てよくわかります。


また、楽語もよく覚えていますね。「スタッカート!」と声を揃えて言ってくれた

二期生の記憶力にも拍手です。(^-^)

この調子で「p」ピアノ と「f」フォルテ も覚えていきましょう!


「エーデルワイス」の合奏は

パートを分けて初の合わせでしたが、6人全員が一生懸命取り組んでいましたね!

真剣な表情がなんとも可愛く、キュンキュンしてしまいます。(*´∀`*)

パート毎だと間違えずに叩けるけれども、お隣のパートに音が鳴っていると

どうしても気になって見ちゃう、という可愛いハプニングがありましたが

これは合奏の「慣れ」が必要ですので、気にしない気にしない。(笑)です。


皆それぞれとてもよくリズムを感じられていますので、自信をもって

頑張っていきましょう。^^

来週からは何度も通す練習をしていきます。

本番の歌唱と合奏の並び順を考えてきますので、それも来週からやってみましょう。^^




















KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。