レッスンログ 2月16日
新年度が始まって二回目のレッスン。
まだ新しいタイムテーブルに慣れず、子供達も私もソワソワしています。^^
Student Onlyの状態でも、とっても皆お利口さんですよ!
どうぞ安心なさってくださいね☆彡
さて、今週のレッスンログです。
〈合奏①鍵盤ハーモニカ〉
初めての鍵盤ハーモニカのレッスンに、皆とてもドキドキしている様子でしたが
さすが、ひよこちゃん時代とは違いますね。しっかりお話を聞いて
導入への取り組みができました。大変立派です!
まずは楽器の扱い方です。自分で唄口(マウスピース)をつけれるように練習しています。
唄口が抜けてしまう、というのは本番でよくある事故のひとつ。
慌ててしまって、もう一度差し込むことができない、ということが
今までも数多くありました。家で練習するときも、楽器のセッティングが自分でできるよう
お話してあります。
そして、指の番号。右手の親指から1,2,3,4,5となります。
プリントを配ってあるので、よくみて確認しましょう。
レッスン1年目ではほぼ右手しか使いません。
次に、楽器のどこに「ド」があるのか、確認しましたね。
皆の楽器には2つ、ドがあったはずです。
「ふたつの黒いお山の、左下」と教えています。レッスンでは全員がすぐにドを
見つけられるよう、トレーニングしています。まずはドに1番の指をサッと置けるよう
この一週間は練習してみましょう。
指の形、「おばけの手」と、これまでも教えています。手首が下がると物理的に
演奏不可能ですので、手首より指が上位置にこないよう注意しましょう。
「ゆびの練習」という楽譜を配っています。
こちらは、今折ってありますが、その折り線から切り離し(A5にする)
ABが左側、CDが右側になるよう、中心をマスキングテープなどで貼ってください。
これまでKANADEの鍵盤ハーモニカレッスンを受けたことのあるご家庭は
良くご存知だと思いますが、A4をA5にして横長の楽譜を作り、鍵盤ハーモニカの
ケースを譜面台にして置きます。必ず自宅でやっておいてください。
さあ、やっと説明が終わって楽譜と対峙し、演奏を始める段階まできました。
演奏するのに一番大事なこと、それは歌と同じ「ブレス」です。
息を吹き込まないことには、楽器が鳴りませんね。
その息を吸うときに、大きな口を開けてしまうと口から唄口が落ちます!(笑)
唄口は、小学校の教科書では「噛まずに」と書いてありますが、こうすると
タンギングもブレスもできないので、
「軽く噛んで」口の両はしから息が吸えるようにします。
そして、「ふーーーーーーー」ではなく「Tuーーーーーーーー」と息を出して演奏します。
これはレッスンでも注意深くみて、練習させますが
おうちでも「ふーーーー」となっていないか、注意してください。
ほっぺが膨らんでいたら、ふーーーになっている証拠です。
Tuのときは、唄口に口の周りの筋肉が寄りますので、膨らみません。
レッスンでは「ゆびのれんしゅう」ABが皆すらすら演奏できるまでになっています。
CとDはその応用練習です。おうちで練習してみましょう、と話してあります。
楽譜をどうやって追っていくか、も教えました。
①リズムを読む。(たーあー、たーあー、たん たん たん うん)など
②それに音をつけて歌う。(ドー レー ド レ ド うん)
③歌えたら演奏してみる。
この、①②のことを「ソルフェージュ」といいます。
楽譜を正しく読み、拍に併せて、正しい音程で歌うこと、の意味です。
必ずソルフェージュしてから、楽器を吹くこと。
これができるとできないでは、上達の速さが違います。^^
そして、自分で読ませましょう。
リズムの読みは、ひよこの1年目でやったものばかりです。
「できない」を作らない。必ず「できる」になれますよ!安心してください。
そして、必ず練習時にメトロノームをつけること。
60~80の間で練習してみてください。出来るようになったら96くらいまであげましょう。
気をつけることが沢山ありますが、最初から全部をすぐに完璧に、と焦らなくても
大丈夫。今できることを一生懸命やりましょう。
根気よくコツコツと身体と頭に入れていけるようにしましょうね!
Student Onlyになってしまったのでサポートの仕方がわからない!と焦ることなく
創立時から毎回必ずこうしてレッスンログを書いていますので、必ずお目通しいただき、
「レッスンでこんなこと習ったよね!やってみようか!」
と子供に促してあげてください。^^
もしここに書いている内容を子供が忘れてしまっていても、決して叱らず、
「こうだったよね!先生が言ってたよ!ママ知ってるんだからー^^」と
笑ってあげてください。こうして積み重ねながらできるようになりましょう。
Student Onlyになって、子供達の集中力はこれまでよりも
ずっとずっと研ぎ澄まされています。
40分でここまでできるようになるんだ!というくらい、伸びていますので
私とのぞみ先生、そして子供達のことを信じて、託してください。^^
次回は、「ゆびのれんしゅう」A、B、C、Dをやって、次の曲に入りましょう。
〈Cantabile〉
いいですね!大変順調な滑り出しです。^^
先週より声もまっすぐ出るようになっています。
去年の基礎期間にやった、「やまびこごっこ」輪唱、そして
「ハーモニーれんしゅう」を基礎練習に取り入れています。
これからCクラスは本格的に二部合唱、三部合唱に取り組んでいくわけですが、
このハーモニー練習は素晴らしい音楽を作るために欠かせないトレーニングです。
まだまだレッスンでは自分の音に不安があるようですので、
練習を重ねて、自信をつけていきましょう。
さて、先週から音だしをしている「友だち」二回目のレッスンです。
おうちでよく見てきてくれた、歌ってきてくれた子も多く、先週よりも
大きなステップアップが臨めました!素晴らしい。
やればやるだけ、歌えば歌うだけ上達します。車中の移動時間などを
利用して、歌を日常に取り込みましょう。
Cクラスはこれから、もっともっと美しい歌声になるよう練習していきます。
そのためには、正しい音を取ることはもちろん、顔の表情、口の開け方など
ひとつひとつに工夫を凝らして、今ある力をもっと効果的に、上手に聴かせる方法を
身につけていく必要があります。
まずそのためには、楽譜にかじりつきにならないよう、余裕を持たせることが大事です。
時々楽譜を目で確認すれば大丈夫!というくらいになっていきましょう。
できれば暗譜が望ましいです。
音と歌詞に自信を持つこと、がおうちでの課題です。
表現はレッスンで学んでいきます。
表情や口、アーティキュレーションにまで気持ちが行き届くよう、レッスンを有意義に
していきましょうね!
「友だち」は引き続きもっともっと歌い上げられるようレッスンをします。
そして、同時進行で新譜にも入りましょう。
「歌え バンバン」です。この曲を知らないお母さんはいない、というくらい
必ず小学校低学年で歌ったことがあるはずです。
色々聞いてみましたが、東京放送児童合唱団がやはり上手ですので
こちら参考音源に聞いておいてください。
ソロで歌っている8歳の女の子の「歌えバンバン」も
表情がとても豊かで上手だったので、もしよかったら見てみてください。
レッスンではユニゾンでまず取りますが、うまくいくようだったら
サビ部分輪唱にします。
「友だち」「歌えバンバン」楽しくレッスンで歌えるように
おうちでも歌ってみてくださいね!^^
〈合奏② セオリー〉
さて、皆の嫌いな座学・・・(笑)嫌がるかな~と思っていたら
案外みんな全然平気で座って取り組んでいましたね!立派です!^^
この日やったこと。それは簡単な復習テストでした。
プリントは5ページ。大量にありそうなイメージですが、A4に4問くらいしか
入ってないので、量はたいしたことないです。
今回の小テストには何が含まれていたか、というと主にMTB1巻の半分までの内容で、
・もんだい① 音階:音の順番
・もんだい② 線と間、ト音記号
・もんだい③ 音名、記譜(ド~ミ)
・もんだい④ 四分音符
・もんだい⑤ 四分休符
という構成でした。
時間内で終わった子は、3名。大変よく集中できましたね。素晴らしかったです!
時間内でどれだけ自分に集中できるか、これは合奏をする上でも非常に重要なことです。
学年齢が上がれば自ずと身に付くものもありますが、しっかり自宅で何かに向かい合う
姿勢を作っているということが伝わってきました。よく頑張りました。^^
その他の生徒は、まだ回答の途中ですが、全て回収して採点しています。
テスト中、(といっても質問は有りなので厳しくないですが)子供達を
ひとりひとりまわってみて思ったことは、それぞれポイントは押さえているので
目立って大きくセオリーが欠如しているところは見当たらない(優秀!^^)が、
MTBをただなぞっただけで実際頭に入っていない箇所がある、ということです。
例えば。
全員に五線の数え方(下から第一線、第二線、)「なにそれ、知らない」と言われた。(笑)
ト音記号を、「トンキゴウ」だと思っている子、多数(笑)
面白かったです(笑) 子供たちって本当にかわいいですよね。
音楽の学習は、復習に復習を重ねて、身につけていきます。
次週返却し、まだ途中の子はその先に取り組みますので、MTB1巻をもう一度
振り返ってよく見てきてください。^^
次回、このプリントが終わったら聴音と視唱(ソルフェージュ)に入ります。
〈Amabile〉
幼児クラス、二回目のレッスン。この日も大変お利口さんでしたね!!!
はなまる!!!
リトミック、よく動けています。立つ音(Ⅰ)座る音(Ⅳ)ジャンプの音(Ⅴ)
これからも沢山聞いてなれていきましょう。
この日は
・リトミック
・やまびこごっこ
・どんな色がすき
・リズム「たん」と「うん」
・「たんたんたん うん」のリズムで「ちゅーりっぷ」
をしましたね。
レッスンでやったお歌は、おうちでも思い出して歌うことで
語彙力、音感、表現を培ってくれます。
一拍目を意識できるように、手を叩きながら歌ってみるといいでしょう。
そして、お母さんのお口の動きを真似て、子供は歌詞と発音を覚えますので
おうちでは特に大げさに、大きなお口で歌ってあげてください。
リズム「たん」と「うん」を覚えましたね。
この先ずーーっとついてくるこの四分音符と四分休符、まずは
リズムの読み「たん」「うん」と覚えていいです。
もう少し成長してから、名称を入れていきましょう。
これからも「たん、うん、」を使って色んなリズムで歌遊びをしていきます。
おうちにカスタネットがある子はぜひ持ってきてください。^^
0コメント