レッスンログ 2月15日

今週もお天気に恵まれた良い夏の一週間でしたね!

KANADEの子供達もキラキラ笑顔でお天気に負けないほど

元気いっぱい頑張りました。^^


さて、レッスンログです♪

〈Amabile〉

かわいいかわいいAmabileの皆さん。

30分のレッスンを飽きることなく、一生懸命取り組んでいますね。

積極的な姿、大変立派です!


この日は新しいことを沢山学びましたね。

まずは既習の歌やリズムのおさらい、

そしてダイナミクス(f/p)を歌にのせて覚えましたね。

・大きい音で演奏する→f(フォルテ)

・小さい音で演奏する→p(ピアノ)

「おおきなたいこ」の歌ではその表現が大変わかりやすく、

導入の初歩にとても効果的ですね。

おうちでも、お母さんと一緒に思い出して歌ってみましょう。


そして、四分音符(たん)、四分休符(うん)の他に、

新しい音符「二分音符(たーあー)」を学びました。

レッスンでお話しした通り、子供にとって

・お休みの音(休符)

・伸ばす音

は、とても難しいものです。

この日やった「たーあー」はテンポ通りに音をカウントし

伸ばす音として焦らず耐えれるよう、練習していきましょうね。


「おおきなたいこ」で出てくるリズムが

「たーあー たーあー」「たん たん たん うん」に

当てはまること、目で見て、音を聴いて、実践してみて

わかってきたと思います。

沢山の音楽を学びながら、繰り返し習得していきましょう。


4歳の皆、とってもよく頑張っています!本当に素晴らしい!

毎回のレッスン後は欠かさず

「とってもよかったよ!お母さん嬉しかったなぁ!」と

めいっぱいの笑顔で褒めてあげてください。

子供のモチベーションは、お母さんです。

お母さんの笑顔が見たくて、子供は頑張ります。

沢山抱きしめて、褒めてあげてくださいね!^^


〈Brillante〉


いよいよ鍵盤ハーモニカ実習に入りましたね!

先週学んだ「楽譜」について、よく覚えていました。^^

おりこうさん!


まずは鍵盤ハーモニカを演奏する前に、できるようにすること。


①自分でセッティングと片付けができる。

②唄口(マウスピース)を正しく口に入れること。

③指番号

④タンギング「Tu」の感覚を体得すること。

⓹鍵盤を見て、どれが何の音なのか理解すること。


この大切な5つを、今回は学びましたね。


①は自分で頑張れるように、練習しましょう。

片付けは時間の都合上、レッスンではお母さんまかせになることが

多いですが、おうちでは率先して自分でできるよう、

励まし応援してください!


②マウスピースは軽く噛む。口の横からブレスをとって、吹くからです。

そして、噛んでないとタンギングができません。


③の指番号は、鍵盤ハーモニカではほぼ右手しか使いませんので

まずは右だけ、しっかり覚えましょう。


④のタンギングは、吹奏楽器を演奏するうえで何よりも大事なことです。

これができれば、近い将来フルートを始めようが、トランペットだろうが

ホルンだろうが、なんだってうまくなれます。

リコーダーも同様です。

伸ばしている最中の音がどんなにきれいに吹けても

音の始まり(タンギング)が美しくないと台無しになってしまいます。

簡単なことではないですが、Dの子たちも幼児2年目で始めてから

散々私にうるさく言われ続けて、こんなに上手になっています。

根気よく、タンギングを習得しましょう。


⑤鍵盤に慣れることは、すらすらと演奏するための最初の1歩ですね。

この日教えた「二つのお山の、左下」が「ド(Middle C)」だということを

まずは覚えましょう。


「みんなの鍵盤ハーモニカ」を配布しましたので、

必ず記名してください。

頑張った分、練習回数を書く欄に書いて、ステッカーを貼るなどすると

子供達は自分のやってきた軌跡を目で見ることができて、

「こんなにがんばった!」ということが

彼らの自信につながってきます。

細かいことですが、ご家庭ではこうして子供のやる気をサポートして

あげてください。

努力の仕方を教えること、これが幼児期に何より大事なことです。


宿題にした「ドのれんしゅう」、皆でリズムを読みましたね。

必ず練習前には、リズムを読ませましょう。

「たんたんたんたん たんたんたんうん」など、手でたたいて、

そして、何の音なのか自分で確認させて、練習します。

できそうな子は、「レのれんしゅう」にも取り組みましょう。


MTB1、この日提出してくれた皆、よくできていました。^^

次回返却しますね。この日出せなかった子は、次回持ってきましょう。



〈合唱 Cantabile/Brillante〉


Cのお兄さんお姉さんに混じって歌うことで、Bの子供達も

良く声が出るようになってきています。^^

歌はとにかく、上手な子と一緒に歌うことでその力が引きあがります。

皆で実力を向上させていきましょう。


「サモア島の歌、好きになってくれたかなー?」と聞いたら

「はーーーーーーい!」と大きな声が返ってきました!^^

かわいい。皆先週と比べて随分ハツラツとして歌ってくれました。


楽譜を見て、何拍子/何調/テンポを確認しましたね。

こうして毎回楽譜と対峙する癖をつけましょう。

レッスンでは、どんどん当てて答えてもらっていますよ!

おうちでも復習しておきましょう。


この日は、グループに分けて「サモア島の歌」を発表してもらいました。

Cは、ソロコース/声楽専攻の4人をそれぞれリーダーに立てて、4人組に、

Bは、Bクラス全員で1チームです。


・自分が歌わないと、音がなくなる。そのことを自覚し

集団の中でも自分の存在が大事だということを認識させる。


・チームを組むことで、お互いを仲間と認識させる。


・小物打楽器を使いながら、自分で作ったリズムを

歌いながら演奏し、楽しむ。


という狙いがありました。

実際にやってみて、全員が全員緊張した、緊張する、という中で

前に立って歌っている仲間を見て「リスペクト」の気持ちが

更に高まったようです。

そして、小さな編成のグループだと、歌っていない子が

見ていてすぐわかる、ということにも気づけたようです。

歌の成長はもちろん、心でも「大切なこと」をつかめましたね。


いつも私はKANADEの子供達に

「あなたたち一人ひとりの声が、お顔が、表情が、全部大事。

いなくていい子なんて一人もいない。」と言い続けています。

こうして楽しくクラス内発表の機会をもちながら、

それを実感として得られること、とても尊いことと思いました。


このグループ発表をした後の全員合唱は、とても素晴らしかったですよ!!

心の持ち方の変化が、歌声に顕れましたね。

子供達、良く頑張りました!^^


グループごとのビデオがありますので、ドライブでシェアします。^^


次回は「サモア島の歌」を歌ってから、

新しい歌「手のひらを太陽に」を歌います。

アンパンマンのやなせたかし作詞の有名な曲ですね。

歌詞も併せて予習しておいてください。^^


〈Dynamico 座学〉


座学2回目。たった2回目ですが、先週やっていることが

今週すごく成果として見えて、素晴らしいレッスンだったと思います。

とても伸びています!


・Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ和音聴音、ハンドサイン

・和音の楽譜読み(長調が短調か、の聞き取り含む)

・リズム聴音

・二分音符聴音、聴いてすぐ答えるトレーニング(一人ずつ)


隠れようがない、答えるしかない、やるしかない!!!

という状況ですので、ひとりひとりが緊張感をもって

集中できましたね。毎週少しずつレベルを上げて練習していきます。

「四分休符」がこの日書けなかった子は、思い出して五線ノートに

書く練習しておきましょう。

(MTB、そして去年の座学とワークシートでも書く練習をしていますが、

書かないとすぐ忘れてしまうものです。^^)

下からです。ファの位置から始めて、上に書いていくのが四分休符ですよ。


そして、MTBトラを使って新しい楽典を学びましたね。


先週の復習「1点〇、二点〇、」という音の呼び名、

イタリア音名/英語音名/日本音名で答える練習を経て、


P.16「音程」に入りました。


小鳥を、1羽、2羽

鉛筆を、1本、2本

と数えるように、音の幅は「1度、2度」を数えます。

同時に「Steps」「Skips」の定義も教えています。

合唱や合奏の時間でよくこの単元は出てきますので

おうちでもMTBトラを見て、学んだことを思い出しておきましょう。


次回もまだ座学です。

一人も取りこぼす気はありませんので!!!!

「わかる」楽しさを感じていきましょう!



KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。