レッスンログ 9月5日

8月の第一週を最後に、またロックダウンに入ってしまい

約一か月空いた後の久しぶりのレッスンだった土曜日。


子供達は皆とっても元気に、限られたレッスン時間内を

精一杯頑張ってくれました!

「楽しかった!」「先生、もっとやりたい!」と

キラキラした笑顔を向けて話してくれるKANADE の子供達に囲まれて

この子達は世の宝だな、とレッスンをしていてジーンとなりました。(ほろり)


心が落ち込むニュースや先行きが不安な毎日の中ではありますが、

音楽を楽しむことで、少しでも日々が明るくなれば嬉しいです!


きっと定期演奏会は、できる。と信じて、

引き続き前向きに、頑張っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!


それではレッスンログです。^^

〈Amabile〉

初めてのStudent OnlyだったAクラス、

ママー!と泣く子もいるかな?と心配していましたが・・・

全然平気で!!(笑)

皆、大丈夫?さみしい?と聞いたら

「だいじょうぶー!」といつもよりも随分積極的に、

意欲溢れる様子でレッスンに臨んでくれていて

10000点でした!素晴らしいです!


発声練習、見違えるほど堂々と声を出してくれました。はなまる!

おうちでの練習の成果がすごく出た、と思う点が

・最大音量が上がった

・最高音域が上がった

この2点、すごく感じられました。お見事です。

この短期間ではありますが、やったらやった分だけ歌は上手になります。

レッスンでは、そこからさらに、「正しい音を聴き、発声する」練習に

特化していきます。

この調子で、おうちでの発声練習をルーティーンにしていきましょう!


お歌は、「めだかのがっこう」をやる予定でしたが

皆「カエデの木のうたがうたいたい!」と口々に言ってくれまして( ´艸`)

予定にはありませんでしたが、皆で初めての「カエデの木の歌」を歌いました。

皆さんには自宅で歌う用に楽譜を配布しています。

これを見て歌う、ということはAクラスはまだやりません。

歌詞は全部暗記、音は耳でしっかりとっていくようにします。


次回からは定期の曲を重点的に歌っていきますので

配布した3点をファイルに入れて、歌詞を目で追う練習に

お役立てください。


「ほたるこい」レッスンで音出ししました。

すぐに歌えるようになっていましたよ!^^立派ですね。

次回「カエデの木の歌」「ほたるこい」を歌いましょう。


新しいリズムを習いました。

「付点二分音符(たーあーあー」です。

三拍分の音価ということで二分音符と四分音符のカードを見せて

「2+1=?」「3!!」で覚えさせています。

レッスンで何やった?と思い出しをさせるときは

「2たす1は?」と聞いてあげてください。^^

リズムカードで、その音符はどれのことか、当てさせるのもいいですね。

来週も付点音符について学んでいきます。


〈Brillante〉

BクラスもStudent Onlyということで、久しぶりの7人っきりでしたね!

Aクラスに続いてこのクラスも「(お父さんお母さんがいなくても)平気!」

と元気いっぱい。「こっちのほうがいい。」という子が多くて

思わず皆で笑ってしまいました!^^成長しましたね。

その言葉通り、本当に全員お利口さんでしたよ~!!

よく集中できました!


「ラ・クンパルシータ」音出しをしました。

初めてでしたが、よく練習してきていましたね!えらかったですよ~!

中には最後まで練習した、という子もいましたね。

とっても驚かされました!(^▽^)

指間違いなどもまだまだありますが、全然問題ありません。

なんといってもまだ初回、これだけ皆がきちんと楽譜を読んで

練習してきたこと自体が素晴らしい事です!!!

これからもじっくり向き合っていきましょうね。^^


この日は少しゆっくりのテンポで合わせ、

さらに、奏法指導をして手を加えています。


まず出だし、「sfp(スフォルツァンドピアノ)」について学んでいます。

これは、急に大きくして、すぐに小さくする、という奏法です。

子供達に吹き方をしっかり教えていますので、きっと覚えているはず。

音量を絞っても、ちゃんと5拍分伸ばすように指導しています。


Aからのタンギング、スラーの吹き方も一緒に吹きながら教えています。

まだまだ幼児ですので、レッスンで教えたことを取りこぼしてしまう

事もあると思いますので、折を見て、指導動画を撮ってみようかと思います。


レッスンでは、小さく区切りながら、奏法を全体でそろえながら進みます。

自宅でも今は全部通す練習ではなく、練習箇所を区切って

そこを上達するようにコツコツ進めてください。


今週の目標は

①「最初~Bの終わりまでを、正しいブレス位置と

正しいアーティキュレーションで吹く」

②「C~Dの終わりまで、の練習」

です。

テンポは100、これがきちんとできたら in tempo、と変化をつけましょう。


そして、以前のEmailで「厚紙で楽譜が欲しい方はご連絡ください」と

お知らせし、ご希望がなかったので今回印刷していきませんでしたが、

土曜にレッスンをしてみたら、紙が薄くて湾曲してしまい

見づらそうな子が多かったので、やはり厚紙で刷っていこうと思います。

次回配りますので、注意点の書き込みをそちらに書き写すようにしてください。

暗譜で吹くのはもっともっと先、11月に入ってからにしようと

思っています。^^よろしくお願いいたします。


歌は「ほたるこい」導入しています。

こちら、ほぼ無伴奏、AとBで掛け合うように編曲しました。

簡単な旋律のわらべうたで、この日すぐに歌えるようになりました。


次回「ほたるこい」と「カエデの木の歌」に入りますので

以前シェアした「カエデ」を聞いて楽譜と照らし合わせ

歌ってみてくださいね。



〈Cantabile〉

アルト/ソプラノ 分かれてレッスン実施でした!

どちらのパートの子たちも本当に素晴らしくて、もう感激です!!!

とっても上手!!とっても素敵!!!!

生き生きと歌ってくれて、私はとても幸せでした(´;ω;`)ウゥゥ


アルト

本当によく音が取れています。過去最高!アルト最高!

ということで特に不安はありませんので、引き続きこの調子で

おうちで歌を愛してください♡

やはり発声練習をルーティーンにしっかり取り入れると

全然違ってきますので、是非やってみてください。

指導した点は、しっかりレッスン内で反映してくれています。

言う事無し、百点!


ソプラノ

こちらも言う事無し!素晴らしいですね!

「カイト」の音が高いことを気にしている様子でしたが

正しい発声方法を指導して、鏡に向けて歌わせたら

もう、ちょっとびっくりなぐらい全員バリバリに歌うので!!!

ビシビシGの音当ててます。すごいです!

小学生とは思えない声量と最高音の安定感です。はなまる!


今年に入って特に合唱はソプラノアルト共に上達しました。

皆のやる気が素晴らしい!!!

ということで、引き続き発声練習を取り入れながら

歌ってみてください。^^


早く皆で合わせてみたいですね!きっと素敵な合唱になります!



〈Dynamico〉

DクラスもMel.1/Mel.2分かれてのレッスンでした。

展覧会の絵「プロムナード」初音出しでしたが、

1st/2nd共に、大変よく吹けていました!!!お見事です!!

とてもよく練習してあることが伝わって参りましたよ。^^

素晴らしいです!


運指もよくできていますし、音もよく把握できています。

指回しが難しいので、弾き間違いもありますが、

なんせ初音出しでここまでできていること、それだけで

素晴らしい!あとは反復反復で慣れていきましょう。^^


今回は「音のイメージ」について

どういう音を出そうと思って、息を吹き込むかについて

学んでいます。

展覧会の絵はピアノ曲ですが、一般的に周知されているのは

ラヴェルのオーケストラ編曲であること、これは

一緒にZoomで勉強しましたね。

今持っている自分の鍵盤ハーモニカの音は、ラヴェルのオケ編で

どの楽器が担当している音なのか、これがわかると

曲のイメージがさらに豊かになります。


今週の宿題は、

①「もう一度オケ編曲版を観てくること」

→とりあえず今やっている曲(プロムナード)を。1分半ですので是非。^^


こちら、楽器がよく見えるオーケストラ動画です。↓

そして↓こちらは、鑑賞授業で観たものと同じ動画です。(見つけた!)

解説付きで観れるので、おさらいにどうぞ。^^




②「プロムナードで注意されたところを、復習すること」

→どういう楽器が吹いてる?息のスピードはどうする?

→タンギングはTuでできてる?

→Cは、ピアノ、Mel、シンセ、と掛け合いになっている。

 スラーの奏法をそろえる。

→Dのファンファーレ、スタッカーティッシモをseccoで(かたく)

 シングルまたはダブルタンギングで。


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です!上述の通り、本当にDクラス全員がよくできています。

よくさらえています。本当に立派です!^^はなまるです!


今週、全楽章分の楽譜を配っています。(1stのキエフ以外)

たくさん来た!どうしよう!Σ(゚д゚lll)と、どうぞ焦らないでくださいね!


いつも言っている通り、

最初から完璧にやってくること!とか、

全部今週やってくること!

なんていうことは全く要求していません!^^

先に渡してはありますが、少しずつ、確実に、一歩ずつ進めましょう。


まず、プロムナードが今回全部通って、

「より良い演奏」を目指しレッスンで手を加えていますので

それを次回反映させ、

様子を見て、先に配ってあった「3.卵の殻を被ったひなの踊り」に入ります。

これもいきなり In tempoではやりませんので安心してください。

ゆっくりから、タンギングをそろえて、音を確認していきます。


そこから先の音出し順は、

「2.小人」→「4.バーバ・ヤーガ」→「5.キエフの大門」と進めます。


一番きついのは真生先生を除くと、シンセの二人です。

膨大な量の音符と、ハイレベルなテクニックが要求される譜面にも関わらず

とってもよく弾けています。相性もバッチリで安定感があります。

素晴らしいですよ!

きちんとレッスンで見ていきますので、こちらも安心してください。^^


鍵盤ハーモニカの皆さん、譜面上のリズムや曲の流れ自体は

Dの子達には難しく感じないと思いますが、

とにかく臨時記号の多さが今回の難関です。

大丈夫、とにかく焦らず、じっくり。

指回しに慣れる、鍵盤の白と黒の指運びを記憶する。

一旦頭に入れば、子供はとにかく上達が早いです。

定着も早い。この「定着」までを焦らず、一歩ずつ、です。


レッスンは、皆に「教える場所」です。^^

不安を抱え込まないように、一緒に克服していきましょうね。


まずは次回、「プロムナード」「卵の殻を被ったひなの踊り」

レッスンしていきましょう!


「今日は皆(全員)と合わせたかったよ・・・」と

残念そうにしていた子がいました。

クラスメイトがその気持ちに同調して

「そうだよね」と声をかけました。

合わせる楽しさや喜びを知り、それを待ち望んでいる子がいること。

彼らのひとつひとつの表情と、言葉の中から

小さな音楽家としての大志を感じた一日になりました。


・・・・泣けます!!!!(´;ω;`)ウゥゥ

KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。