レッスンログ 2月20日

日差しの強い、夏が戻ってきたかのような暑い日でしたね!

先週は突然のロックダウンがあり、動揺が走った一週間でしたが

一人も欠くことなく、元気なお顔の子供達に会うことができて

とても嬉しかったです!


さて、今週のレッスンログです。

〈Amabile〉

今年度2回目のレッスン。体験レッスンの子供達を迎えて

賑やかに、そしてとても積極的に30分のレッスンを楽しんでくれました!


幼児1年目のクラスは、リトミック、お歌、リズム練習、など

たくさんのことを一緒に学んでいきます。

Term1の間は、環境やルーティーンに慣れていくことを目標に

していきましょう。


毎年お話ししていることですが、

子供達が自発的に人前で歌うようになるまでは時間がかかるものです。

幼児は、歌も言語も、大人の口元を見ながら真似て口を動かし、

覚えていきますので、おうちではレッスンでやった歌などを、

子供と対面になって一緒に歌ってあげるととても効果的です。^^


次回は前回やった「どんな色がすき」をもう一度皆で歌って、

新しい歌を歌います。リズムは「たん」と「うん」を様々な

バリエーションで練習していきます。

音やリズムとどんどん仲良くなっていきましょうね!


〈Brillante-1〉

自分で楽器を準備できるようになってきた皆、大変立派です!

はなまる!唄口(ホース)を90度回してつける、よく頑張っていました。


さて、レッスンでは何度も繰り返しながら鍵盤の位置

(3つのお山、2つのお山)を思い出しさせます。

どこの高さの「ド」も、サッと見つけられるようにしましょうね。


「ドのれんしゅう、簡単だったよ~」と言っていた皆、

楽譜裏面の練習ログに、沢山練習してある成果が書き込まれているのを

ちゃんと見させてもらっています。おうちでよく頑張っていますね!

おりこうさんです!

自信を持ってレッスンで吹いてくれた姿はとってもお見事でした。


タンギング「トゥ」の発音はとても難しいですが、必ず皆はできます。

コツを覚えるまで、「みんなの鍵盤ハーモニカ」の楽譜と一緒に

1Termかけて体得させますので、じっくり腰を据えていきましょう。

B2やDのお兄さんお姉さんたちも、今のB1の皆さんと同じように

時間をかけてできるようになっています。がんばろう~!


この日はレの音を読む練習をしましたね。

その際に、音符の五線上の進み方を覚えました。

音符は、線ある、線ない、ある、ない、という風に一つずつ進みます。

ドの一つ上のレの音は、ドの位置(線ある)から、第一線にぶら下がるように

線がない所に位置します。

レッスンで、「レのれんしゅう」を初見で吹いてみましたが

皆Amabile時代にリズムの習得を頑張ったおかげで、さささっと

リズムを読んで吹くことができましたね。素晴らしい!!!

去年1年間の学びが大いに生きていますよ!


おうちでは、その「レのれんしゅう」を復習で練習し、

次のページ「ドとレのれんしゅう」に取り組んでみましょう。

MTB①のP.14~15をやっておきましょう。


前回MTBを見せてもらっていなかったので、次回レッスンの最初に

見せてください。^^



〈Brillante 合唱〉

発声練習もやまびこごっこも本当に上手になってきましたね!

B2の子たちはさらに歌声が洗練されてきてお見事。

B1の子たちも音程感覚の成長が素晴らしいです!^^


さて、リトミックと発声の後は前回の復習「強弱記号」クイズ

から始めました。ほぼ全員が挙手して正しい答えを言える、という

大変すばらしい記憶力!拍手!おりこうさんです☆


強弱を意識して「さんぽ」、とっても上手に歌うことが出来ました。

歌詞もよく覚えていて立派でした!


さて、新しい曲を配っています。「山の音楽家」です。

どんな歌なのか、絵と歌詞を見ながら楽しく読み進めています。

皆一生懸命ひらがなを指で追いながら「うさぎさんがピアノ!」など

応えてくれました。^^かわいい・・・♥


ということで、まずはこちらの参考動画で

お歌に慣れていきましょう!

おうちで楽しく歌ってみてください。^^


〈Brillante-2〉

「いろいろなリズム」の練習の成果を披露してもらいました。

四分音符、八分音符、三連符、16分音符、までは叩ける子も

多くなってきましたが、1拍の中に入る複合のリズム

「とーんだ」「とべない」「とべー」「ころんだ」などの複雑なリズムは

まだまだ習得が難しいようですね。^^


この日はテナードラムとライドシンバルを使って、順番に

本物の楽器を叩く練習もしています。

打楽器は力を入れなくても十分に大きな音が鳴るんだな、ということが

子供達もわかったようです。


自分が何のリズムを叩いているのかわからなくならないように、

楽譜にひらがなで「とーんだ」など、音符の真上に書いてみましょう。

まずはそのリズムの形をみて、パッと読み方を答えられるようになることが

大事です。それを口で言いながら叩く。そういった練習が効果的です。


今のこの練習は

①いかに力を抜いて叩けるか、フォームは正しいか

②複合リズムを理解できているか

の二点に狙いを絞っています。

まずはスティックと仲良くなろうと思って、

スティックに触る時間を増やしてみてください。^^


次回はこの「いろいろなリズム」の上達を見込み、

もう一つ、別の基礎練習の楽譜に進んでいきます。

その後いよいよ木琴、グロッケン、太鼓、小物打楽器を使った

合奏に入っていきます。


〈Cantabile〉

今週は「大空賛歌」をさらに美しく、生き生きと歌うために

セオリーをしっかりと学びながらレッスンをしました。


まずは宿題にしていた「シンコペーション」について

MTBトラを見ながら、板書と併せてさらに理解を深めています。

今回トラを忘れてしまった子は必ずP.35を自宅で確認するようにしましょう。


このシンコペーションは歌譜だけでなく、合奏でも大変よく出てきます。

(コナンにも出てきていますね!)

このリズムが出てきた場合は、譜面上に特筆していなくても

強拍の位置がずれて、歌い方、演奏の仕方が変わります。

ポイントをよく押さえておきましょう。


先週よりも随分ソルフェで歌えるようになっています。

歌詞が3番まであるので、楽譜に目が釘付けになってしまって

声量が落ちてしまうのがもったいないので、なるべくお顔を上げて

歌うように指示しています。

次回は朗らかに、自信を持って歌い上げられるよう復習しておきましょうね。


さて、新しい楽譜を配布しています。

「この山光る」です。

Cクラスはこの曲で二人一組で前に出て歌ってもらい、

今年度のソプラノアルトのパート分けを行います。

全員、両方の音取りをして、二つとも歌えるようにしていきますが

まずはこういう曲なんだな~というのを↑の参考動画で確認しておいてください。



〈Dynamico〉

先週よりも自信をつけてきた子が多くなり、とっても頼もしいです!

最後までできたよ!という輝く笑顔がまぶしいですね☆


まずは譜読み間違いが多かった、前奏のリズムを

もう一度確認し、一人ずつ吹いています。

下の画像の赤〇で囲ってある八分休符ですね、

これをカウントできていない子が多くいました。

この小節を拍で分割すると、

3拍目は16分音符二つと八分休符一つ、つまり、

全て16分でカウントすると「たたうう」になります。

この3拍目を八分音符/八分休符で取ってしまっていて、

本来

とーんだ うた ぁたう たー(〇)

になるはずのところを

とーんだ うた あた たー(×)

というように吹いている、という現象です。


細かく細かく注意して、私の模範を聴かせ、吹かせ

違いをわからせるよう指導しています。

忘れないうちに、おうちでも復習しておきましょう。


その他、

B以降のメロディーのアーティキュレーションも肉付けしていきました。

アーティキュレーションは、メロディーにさらに躍動感や

繊細さをほどこし、演奏を彩ってくれます。

鍵盤ハーモニカは指だけでは完結せず、タンギングや息の流れを

意識してこそ、美しく演奏できるものですので、

この日のレッスンを思い出しながら練習できるよう頑張ってみましょう。


スタッカート、アクセント、強弱など、譜面上目に見えてわかるところは

積極的に表現に挑みましょうね。


そして打楽器パート決めを行いました。

次回からリズム隊が加わって、さらにカッコいい演奏になりますね!

楽しんでいきましょう!








KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。