レッスンログ 5月20日

5月も半分が過ぎ、日に日に寒さが増してきましたね。

体調を崩しているご家庭も多いと思います。

どうぞ暖かくして、ご自愛くださいね。^^


さて、レッスンログです。

〈ひばりクラス〉


「気球にのってどこまでも」の音とりに入りました。

曲をしっかり聞いてきてくれていたようで、音とりも

とてもスムーズでしたね。

これまでにも何度か楽譜中にでてきたことがありますが

codaマークの出てくる曲なので、歌詞の確認をして

楽譜の進行も指で追いながら確認しました。


途中手拍子が入りますが、まずはしっかり歌えるようになってから

入れていきましょう。


この、「気球」と、「Believe」「たなばたさま」は二部で、

「小さな木の実」はユニゾンで発表することになりました。

来週はパート分けをして、どんどんアルトの音とりに進んでいきます。

事前にどんな音の流れで進むのか、聞いておくとパート選択の助けになるかも

しれませんので、参考音源をのせておきます。



「気球にのってどこまでも」アルトパート


「Believe」アルトパート




〈ひよこ①〉


歌を歌うときに、とても大事な要素となるのは

もちろん「ブレス」そして「顔の表現」です。


顔の筋肉、特に頬、口角、眉間のあたりなどを

ぐっと上に持ち上げた状態で出す歌声は、そうでないときと比較して

音程がよく、響きが美しく、喉の奥が開き、とても聴きごたえのある

サウンドになります。


この日は、

「p」ー小さく演奏する

「f」ー大きく演奏する

というセオリーを学びながら、手拍子と歌声とで実践しましたが

歌声を作るときは、どういうお顔にするといい声が出るのかを

特に意識して歌えるように、実際に鏡を見てやってみましたね。


「怒った顔で、怒鳴ったような声」の絵と

「笑顔のかわいいお顔で、澄んだきれいな声」の絵、

両方見比べながら、自分のお顔も同じように作ろうと

一生懸命頑張ってくれましたね!

その成果は抜群で、その後の歌唱はいつもよりも

輝いたお顔で、良い響きのする歌となりました。^^

素晴らしいです!


おうちでも、「歌のお顔」どうか思い出させてあげてくださいね!


さて、鍵盤ハーモニカにはだいぶ慣れてきたようで

準備もサササと済ませることができていますね。


この日はブレスについて、少し時間をとりましたが、

子供たちにとっては、指を動かすよりも難しいのが

この「ブレス」の一連です。


唄口を噛んでいることによって、その横の隙間からブレスをとることができます。

つまり、一旦口を離すことなく、続けて演奏ができるためには

「前歯で唄口をホールドする」必要があるのです。

また、噛まないと唄口を加えている口がとんがってしまうのも

理由のひとつです。しっかりとくわえていることによって唇の突き出しを

控えられ、息を無駄なく吐ききることができます。


おうちで練習するときに、唄口をかんだ状態で「スマイリーフェイス」を

見せて~と言ってみてください。^^すると、自然に横からスっと息を吸えているのが

わかると思います。


指の練習③も上手に披露してくれました。^^

おうちではできているけれども、お教室だと合奏スタイルになるので

いつもの自分が出しきれなくて悔しい思いをする子もいると思いますが

その時に、伴奏とタイミングを合わせてひとつ、ふたつ、みっつ、音が奏でられたことが

大事です。これが合奏力(アンサンブル)です。

1こできた。次は2こ合わせられるように頑張ろう!

1回目は伴奏と合わせてできた。2回目はちょっと指間違えちゃった。

間違えていいんです!耳と自分と、チャレンジしていく気持ちが大事です☆彡

次へ次へと、前を見て進んでいきましょうね。^^



さて、来週からはいよいよコンサートで披露する曲に入っていきます。

曲は、ミュージカル「サウンドオブミュージック」より

「ひとりぼっちの山羊使い」です。

まずは、楽譜を導入する前に、どんなシーンで使われている曲なのかを

楽しみながら見てみましょう!


☆ひよこ①合奏☆

「The lonely goatherd」

このように、楽しい人形劇のシーンで使われている

ヨーデル調の曲です。まずはこの動画をお子様と一緒に

たくさん見て、楽しんでください!


これをどう鍵盤ハーモニカで合奏していくの!?と

ドキドキされているかもしれませんが、

ちゃんと、ひよ①の子達に合わせて楽譜を作ってありますので

安心してくださいね。^^


合奏用の音源もドライブに準備しましたので、

合わせてそちらもお聞きください。

来週楽譜をお配りします。


導入までは、残っている「指の練習④」を練習して

5の指まで動くようにトライしてみましょう。^^


また、「虫の声」と「気球」もぜひおうちで曲を流してみてくださいね。^^




〈ひよこ ②〉


二期生クラスも、この日は一期生と同じように

歌のお顔で声を出す練習をしました。^^

(この学習の狙いについては、一期生と同じ内容になりますので

どうぞ上にスクロールしてお読みください!!)


この練習の効果、実に効果てきめんで

この後にやった「まっかな秋」「気球にのってどこまでも」は

とっても良い声で歌えるようになりました!^^


そしてさらに、おうち音楽を聞いてきてくれた子供たちが増えて

お歌に自信をもって取り組むことができ、「歌のお顔」の効果と

相まって素晴らしい力を見せてくれました。^^

とても素晴らしいです!!


毎週欠かさず、この「まっかな秋」「気球」を歌っていきます。

また、「ドレミ」なども歌っていきますので思い出してあげてくださいね☆彡


さて、コンサート用の合奏曲「エーデルワイス」、

この日は全員が「トライアングル」にチャレンジしました。


まずは、符点二分音符(たーあーあー)の導入、

二分音符に点がつくと、一個伸びる音が多くなることを学習し、

トライアングルという楽器の伸びやかな音色を楽しんでもらいました。


トライアングルという楽器にはいくつも演奏法がありますが、

今回の合奏では二種類の奏法が出てきます。


まずは、「チーン」と普通に鳴らす奏法

もう一つは、角をつかって「チリチリチリチリ・・・・」と

細かく鳴らす奏法です。


今回は、前者の方だけを練習しましたが、

このふたつの奏法をつかって、より楽しい合奏にしていきましょう。^^


来週は、早速パートを決めていきます。


・カスタネット/鈴 ・・・ 3人

・トライアングル ・・・2人 (大1/小1)

・グロッケンシュピール&タンバリン ・・・ 1人


3つのパートに分かれますが、どれも難易度はあまり変わりません。^^

参考に、私の作ったスコア(総譜)をドライブに上げておきますので

全体を通して、どんな楽譜になっているかご覧になりたい方は

ご参照ください。


まずは曲の流れを掴むことが大事です。きれいな曲ですので

ベッドに入る前など、流してすんなり睡眠に入れるという

(私だけでしょうか・・・)素晴らしい特典付きです。(笑)


来週も楽しんで音楽をしましょうね!^^








KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。