レッスンログ 9月2日

Father's Day Weekendでしたね!^^

お天気にもめぐまれ、皆さん良い週末をお過ごしになられたと思います。


さて、9月第一週のレッスンログです。

〈ひばり〉


それぞれが切磋琢磨し、向上しているのが

手に取るようにわかるひばりクラス。

発声練習の時点で「あ、先週よりいい声!いい響き!」と

思わせてくれます。^^


次の定期演奏会では、それぞれがSoloやピアノの発表も控えながら

ひばりとしての持ち曲もとても多いです。

音は絶対に取れますので(断言)とにかく歌詞をしっかりいれていきましょう。

かなり日本語の読める子達ですので心配はしていませんが、

楽譜にかじりつかないように、「楽譜と自分の世界」を作らないように

常に指揮を、常に観客を意識した歌い方にしていきましょう。


日本歌曲、だいぶ上手になってきていますので


・はじまり、のばし、終わりの音を完璧に揃える努力をする

(耳を使う)


・情緒豊かに歌えるように、アーティキュレーションや

溜めを入れます。それになれましょう。


・美しい日本語の響きを十分に音にのせるために

大げさかと思うほどに口をしっかりあけ、顔の筋肉を気にしながら

表現をする。



「怪獣のバラード」ハーモニーを音とっていきました。

初回なので、まだまだ音がとれていなくて当然ですが、

ひよことの合同ではよくチャレンジしてくれましたね!^^

音源をよくきいて、ピアノでなぞりながら、音がとれないときは

階名で歌って、しっかりいれていきましょう。


来週は新曲/Play In、と、やること盛りだくさんです。

ひばりちゃん達の輝く笑顔と歌声は私にたくさんパワーをくれます☆彡

最高にたのしい音楽をしていきましょう!




〈ひよこ①〉


リベルタンゴ、Bの「ミファミファミ」部分はそれぞれが

先週よりもしっかりと吹けるようになってきましたね!

おうちでステッカーを貼った様子が楽譜で見られて

微笑ましく思ったのと同時に、よく頑張って本当におりこうさん!と

とても感心しました。^^


子供が頑張っているのはもちろんですが、習い事、お稽古事で

こうして進歩、向上心、が毎週見られるというのは、ひとえに

「お母さんがどれだけ向き合って真剣にやっているか」です。

それがひしひしと伝わってきています。一番褒めたいのは

お母さんです。素晴らしいですよ!!!本当にすばらしい!!!!


さて、Bがだいぶ形になってきましたので、次へのステップです。

今回は、リベルタンゴのAを導入しました。ここは旋律となるところですね。

このA、Bをクリアすると、あとの楽譜③と④は、その応用になるので

ここを越えればゴールが見えてきます。


まず最初にお伝えしたいこと。それは

「決して諦めないでほしい」ということ。


もしかしたら皆さんの中には

「うちの子には難しい」と感じた方がいらっしゃるかもしれません。

断言しますが、絶対にそんなことはありません!!!


子供の可能性と成長は無限大です。

与えれば与えるほど、練習すればするほど、期待を上回るほどに

できるようになるんです。それが子供です。


前述しましたとおり、お稽古事は

お母さんがどれだけ子供に向き合うか、それだけです。


「がんばれ、できるよ、よしできたね!すごいよ!!えらいね!

お母さん、すっごく嬉しいよ!」


そのお母さんの笑顔がみたいから、子供は頑張れる。

そして、その頑張りを先生に見せて認めてもらう。

誇らしい気持ちになる。先生の笑顔が見れた!

また次へのエナジーになる。

この繰り返しです。^^


鍵盤ハーモニカで最初にやった合奏「ひとりぼっちのヤギ使い」が

グレードでいうところの超初級だとすると、

今、「リベルタンゴ」でやっていることは、初級、

つまり階段を1段あがった、というイメージです。

大きいステップアップではないので安心してくださいね。^^


前にもお話をしていますが、音符単品だと

皆もう習った、そして「楽譜鉄道ト音記号くん」でも

出てきたものばかり、それを繋いでいっただけのことです。

それだけでも随分音楽らしく見えてきますね。


初めて見るものを難しいと感じるのは当然です。^^

しかし、先週のログでもお話をしたとおり、

「先入観を持たずに」取り組みましょう。


先ほど、「子供はやればやるほどできる!」と書きました。

だからこそ、先にお母さんが諦めないで。

「うちの子には難しい」「うちの子にはできない」なんてことは

絶対にありません!!!信じて、励まして、チャレンジすること。

子供はできます。必ずできます。


これは決して越えられないハードルではない、ということ

そして、また一歩成長してその高みに立つことで

また次の山を目指していく。音楽も、運動も、勉強も、全部同じですね。^^


人間の育成の中で最も大事な時期、3,4,5,6歳の今の時期に

「がんばる」「挑戦する」を経験することは

この先の人生で必ず活きます。輝きます。


どうか子供たちの前では「これ難しいね。(諦め)」ではなくて

「ちょっと難しいけど、絶対できるようになるから、がんばろう。^^」

という気持ちで向き合ってあげて欲しいと思います。


①の楽譜、まずは楽譜どおりに歌うところから始めます。

家では楽譜を一緒に見ながら、

「ここ、いくつ伸ばすんだっけ?」とレッスンの内容を思い出させながら

1,2,3,4,5,6 (レドシラ シー)2,3,4,5,6,7 (うん)

と、数を小節の下に書いてみましょう。

それをやってみるだけで、随分と自分に自信がついてきます。


楽譜は、自らが対峙して初めて読めるようになります。

これまで受動的だったものを、今度は能動的に、取り組んで行きましょう。^^




〈ひよこ 歌唱〉


ひばりの生徒たちを混ぜてのドレミファ発声は

非常に良い効果を生み出し、お姉さんたちの声を聴き、口の開け方を

一生懸命に見て真似ているひよこの生徒たちが多く見られます。^^

さらに、一人一人を回っていると、週を追うごとに

音程が良くなってきていたり

声がまっすぐに伸びるようになっていたり

お腹にたっぷりと息が入っていたり

それぞれの成長を感じます。


声を皆で一斉に出した時に ぶわっ と歌声の圧力が

前に押し出されて、とても良い響きが感じられますよ☆彡

すばらしいです!^^


さて、ひよこの生徒たちが歌う曲目は合同合唱の3曲+Play In

となりますが、「ぼくらのうた」「怪獣のバラード」「きみをのせて」

この3曲の中でレベルが少し高いのは「怪獣のバラード」です。

わかりやすい歌詞とアップテンポの歌で親しみやすいのですが

音程のジャンプアップ、それから伸ばしが多いので

歌い上げるのにもう少し全体での練習をして自信をつけていきましょう。


歌いだしの「まっかーなー」の部分、

少しはっきりと聴かせるためにアーティキュレーションを入れていきます。

スタッカートを意識してメロディに彩りをつけましょう。

つづいての「おおきーなかいじゅうが」の、おお の部分も

あまり大げさにはならないように、弾むように歌いましょう。


「ぼくらのうた」に入りました。

耳馴染みのある子も多くいましたね。^^この曲はとにかく楽しく

気持ちよく、「歌が好きだな~!」という気持ちで歌いましょう。

この日は1番まででしたが、来週はサビの繰り返し部分も通して

歌います。


引き続きこの3曲をおうちでBGMにしながら

楽しく歌ってほしいと思います。


そして、来週からPlay Inがあります。

この時間では歌詞の読み合わせ、説明はしませんので

お母さんお父さんと一緒に歌いながら覚えていきましょう。



〈ひよこ②〉


「おもちゃのシンフォニー」楽譜を配布してから初めてのレッスンでした。

エーデルワイスの時の倍以上のパートに細かく分かれていますので

お隣が気になって気になって仕方がない様子。(笑)

大丈夫です、これに慣れることも「合奏のレッスン」です。^^


まずは、自分は誰と同じパートなのかな。ということを

しっかり認識しましょうね。


以前にもお話したとおり、「おやすみ(休符)も音楽」だということ、

そしてその休符の間を自分で数える、という訓練は

音楽をやる上でとても大切なステップです。


ここには、「拍子感覚」「進行感覚」「演奏感覚」の3つの感覚を

同時に養っていくという狙いがあります。

今回は4拍子のリズムを身体にしっかり定着させます。


ひよこ②の生徒さんは皆さん立派に数が数えられますので

お母さんと練習するとき、音源をかけながら

「1,2,3,4  2,2,3,4  3,2,3,4・・・・」と

一緒に数えてみましょう。


演奏している最中、楽器を鳴らしていることに夢中になって

ついついOFFのタイミングを逃してしまう子もいますね(笑)

かわいいです(笑)^^

これも、練習していくことでちゃんと身体が覚えていきますので

がんばっていきましょう!


今回はAの箇所にチャレンジしました。それぞれの楽器の音と共に

必死な表情がとてもよく伝わってきて、おもわず笑顔になってしまいますね。^^

繰り返し繰り返しやることで、余裕が生まれてきます。

じっくりと練習、レッスンを重ねて自信をつけていきましょうね。


次回は頭~通してBに入ります♪








KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。