レッスンログ 8月4日

8月になりました。

冬だとばかり思っていたら、通りのコブシの花が満開だということに

気がつきました。

もうすぐ春がやってくると思うと元気が出てきますね!


さて、8月4日のレッスンログです。

〈ひばりクラス〉


マイバラードの2回目のレッスンでした。

アルトの二人、とってもよく練習してきてくれていましたね!

音はほとんど取れていて、感心しました。はなまる!

でもまだ「合わせるとわかんなくなっちゃう」という状態だと思いますので

復習をして、レッスンで合わせのトレーニングを重ね

どんどん上手になっていきましょう。^^


ソプラノは、音が取れているので余裕の気持ちがあると思いますが、

そこで満足せず、もっともっと完成度を高くしていきましょうね。

美しく歌えていますので、メンバー全員が息を揃えて、表現を揃えて

バッチリの音程を目指せるよう、レッスンでお互いの声を意識しましょう。^^


次の本番は、全員暗譜でいきます。


さて、次の曲は「日本の童謡メドレー2018」です。

数々の日本歌曲や童謡、唱歌の中から私がセレクトした4曲をメドレーにしました。

本番では全体合唱で披露しますが、ひばりはいち早く音取りと仕上げをして

ひよこちゃん達とのレッスンではリードしていってもらいます。


さくら、すずめのこ、夕日、はあまり参考になる動画ないのでUPしませんが、

「待ちぼうけ」は良い参考動画がたくさんあります。

ソプラノ歌手、テノール、バリトン歌手のリサイタルでも良くうたわれる

とてもコミカル、かつ音楽的な名曲です。


宮本智子(Sop.)


佐山陽規(Tenor)


ぜひ聴いておいてください。





〈ひよこ② セオリー・合奏〉


引き続き、「和声練習」に取り組んでいます。

かんたんだったー!という声がたくさん聞けましたが、

案外、皆で合わせてみると焦ってしまってうまく演奏できなかったり

鍵盤の位置がわからなくなったり、と

子供達自身、予期せぬハプニングがあったようですね。^^

でも、ちゃんと練習してきたことがわかる演奏でした。

長調の①、みんなとても良く吹けていましたよ!


たった2音、3音。そして全音符。全5小節の譜面ですが

子供達にとって、決められた運指で息の流れを意識しながら

音楽として演奏することは、なかなか簡単ではありません。


レッスンの場では、「合わせて演奏する」練習を重ねて

合奏力を高められるよう、おうちでは鍵盤の位置や、運指を

よく確認しておきましょう。

始める指が違うだけで、途端に吹けなくなってパニックになってしまう、

そういった「防げるアクシデント」は積極的に防いでいきましょう。


今回のレッスンでは、お隣のお友達と違う譜面を吹く難しさにも

気が付けたと思います。あれ、私の音なんだっけ!?と緊張しますよね。^^

大丈夫です、回数を重ねて慣れていけば自信を持って良い音で演奏できます。

これは、歌唱のハモリの訓練と耳の慣れは一緒ですので

この基礎を大事にしていきましょう。


新しく黄色い〇を貼りました。ソラソソソです。

前回の歌唱レッスンで歌ったので、耳に覚えがあるはずです。

さらに、音符の読みを楽しく簡単にしてくれるTip、

「お味噌汁は?(ドミソシレファ)」は子供達の強い見方になってくれます。

それ以外の「間(かん)」の音は、お味噌汁は?以外の音となりますので

ミとソの間だからファ、など判定が簡単になるはずです。


二期生の子供たちは、赤〇、黄〇、は、かなり上手に演奏できますので

余裕がある子はその下、③の読みと練習に入りましょう。


運指について、赤〇は5,5,5,4,5 黄〇は3,4,3,3,3

で教えています。レッスンでお話したように、4の指(薬指)はご存知のとおり

一番自由のきかない指です。基礎練習の時に4の指を積極的に使い、

動きの練習をしていきましょう。


Mid-Year Concertが終わって、たった2週のレッスンですが

この基礎を通してとても成長が見られます。素晴らしいです!



〈ひよこ①② 歌唱〉


発声練習/和声練習、そして輪唱練習に入っている一期二期生。

先週よりも随分と上手にハーモニーが作れるようになりましたね!

今回のレッスンの始め、そして終わりでは随分と声の響きが変わり

「やまびこごっこ」の掛け合いも驚くほど上手に聴かせてくれました。

たった数十分のレッスンでこれだけ伸びる。立派です!


「やまびこごっこ」は、ラーラララーラーーーー・・・の←全音符が

伸ばせていないとハーモニーになりません。

長い白〇音符がハーモニーを聴かせる大事な役割となること、

和声練習を通して学んで欲しいと思っています。


次の「静かな湖畔」も3部輪唱の曲です。

うたのほん では ト長調で書いてありますが音が高すぎて

ひよこの子達には苦しいので、ニ長調に書き換えて音取りをしています。

ニ長調版の音源は、Googleドライブでシェアしますので

おうちで歌ってみてください。^^


一期・二期生、とっても歌えるようになっています。

毎回「うれしいなぁ、上手になってるなぁ」と心があたたかくなります!

次回も良い声をたくさん聞かせてください。


〈ひよこ① セオリー〉


前回に引き続き、聴音と書き取りのレッスンでした。

今回は、前回よりも音の幅(ド~ソ)で小節数を増やしての聴音をしましたが、

これはあくまでも

・音楽はどんどん進んでいく。立ち止まらない。

ということを流れで理解する実践学習ですので、

「あぁ、できなかった・・・」と落ち込まないでくださいね!

大切なのは、食いついていく姿勢。

聞けるところを聞こう!書こう!と思える姿勢は大変立派です。


聴音は数をこなせばこなすほど出来るようになります。

たった1回2回で出来るようになるものではないので、

長い目で見て訓練をしていきましょう。

こういった練習を繰り返すことで、子供の中の漠然とした音感

(高い、低い)ではなく

今歌っている、奏でている、聞いている音が何なのかを

音名まで判定する「絶対音感」を育んでいきます。


「(お)味噌汁は?/(ド)ミソシレファ」のおかげで線の上の音符は

読みに時間がかからなくなってきましたね。

二期生のセオリーのレッスンログでも書きましたが、「間(かん」の音符は

その上か下かですので、書く事でもっともっと身につけていきましょう。


配布した「音符表」を見ながら、音符の名前を覚えていきます。

赤く鉛筆で塗った音符の名前の数字の部分。

これは4/4の一小節に入る数を教えてくれています。

4分音符は1小節に4つ、8分音符は8つ。

今まで「たん」だったものが、3年目になってその名前が意味を

持っていることを教わり、脳内で一致します。

レッスンでの子供たちの「あ~~~!」のお顔。

合点がいった、といった表情でしたね。^^


教育とは、時間がかかるものかもしれません。が、こうして

1年目に蒔いた種が確実に芽吹くのを目の当たりにして

嬉しくないわけがないですよね!!!

私としては、「やっとここまで育ってきてくれた~~!!!」という

思いです。うれしいです。^^


6人全員がとってもよく頑張っています。大きく芽吹いています。

保護者の皆さんの愛情、サポートのおかげです!


次回は、今回からまた少しステップバックして

3音、4小節の聴音を繰り返していきます。同じ五線紙を使います。

前回よりもできるようになっていることを実感できるように、ですので

忘れずにお持ちください。



〈ひよこ③〉


とっても静かな三期生!(笑) 

真剣にお話を聞いてくれる姿勢が大変立派です。^^


さて、今は基礎に立ち戻って、取りこぼしがないか確認する期間。

レッスン最初のリトミックでは、音を聞いてどれだけ反応できるかを

改めてよくみています。

新しいこともやりましたね。1,2,3、ジャンプ、など

Ⅰトニック と Ⅴドミナントを組み合わせて、タイミングでジャンプする練習は

耳を育て、身体が反応するよう訓練していくことで

音感をもっともっと研ぎ澄ませていきます。


音名(ドレミファソラシド)の順番がきちんと身についているかどうか。

リズム読み(うん、たん、etc)が読めて叩けるかどうか。

「もうやったよ~」「知ってるよ~」と思っている子もたくさんいると思いますが

ここでつまづくと、後で苦労しますので

しつこいようですが、何度も反復して覚えましょう。


「たのしいね」は、前回よりもだいぶ声が出るようになってきましたね!

今回は手拍子(カスタネット)のリズムを、足していきました。

初めてやることにも積極的にチャレンジできて、とてもすばらしいです。

自信を持った歌声は、歌詞をしっかり記憶しているかどうかに9割かかっています。

次回は皆の良い声がもっともっと聞けるのを楽しみにしています。


さて、リズム(音符の読みと実践)です。

今週やった大事なこと。


・た(八分音符)は4つまでしか手をつなげない。

・たーあーあー(符点二分音符)は、たーあー(二分音符)に点がついてる音符。


へぇ~そうなんだ。と思えたかな?^^

こうして一つずつ「へぇ~」を繰り返していって沢山の音符を覚え

読めるようにしていきます。


次回は新しい歌に入ります。たくさんの歌を覚えて、皆の中の音楽を

増やしていきましょうね!











KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。