レッスンログ 8月25日

急に寒さが戻ってきて身体がビックリしている方も

多いのではないでしょうか。^^


8月最終週のレッスンのログをおおくりします。

〈ひばりクラス〉


先週の録音を各自、各家庭で聞いてもらいましたね。

歌っているときは夢中でわからなかったことも、後で冷静になって

録音を聞くと「もっとこうしたら綺麗かな」など、各々で反省点が

見えてくると思います。


前回の録音(8/18)のマイバラードは、アルトの弱くなったところを私が

少し歌って補強していたのですが、今回私は全く歌っていません。


ソプラノは、リーダーに頼りすぎないこと。

「合唱」というスタイルで必要なことは、力を揃えて、発揮することです。

私が見た感じ、聞いた感じでは、まだそれぞれの良いところが

100%出し切れていないようなので、

「私の歌声ってとっても大事なんだ!」ということをもっともっと自覚して

自信をもって臨んでください。^^


アルトは、音のばらつきがとても気になりますね。

自分を保つこと(周りを聞きながらもつられない)ということの難しさを

感じると思いますが、しっかり刷り込んでいきましょうね。


毎日の積み重ねは、確実なステップアップとなります。

反面、一瞬の付け焼刃では絶対に成し得ないのが音楽です。

音楽も勉強も、その他のスポーツも何でも同じですが、

努力なくして成功なし。

やればできるけど、やらなきゃ絶対できるようになりません。


毎週のレッスンで、私はいつも多くの宿題を出しているわけではありませんね?

「歌詞を読んでこようね」

「音源を聞いてこようね」

「楽譜を少しでもいいから見てこようね」

たったこれだけのことを、やったかやらないかで

全然変わってきてしまいます。

やった子と、やらなかった子の差がどんどんついていってしまいます。


貴重な45分間の合わせ、「合唱」のレッスンです。

有意義にできるための小さなTipを、積み重ねてみましょう。

きっと先週よりも、もっともっと充実した時間になるはずです。^^


「君の名は」を配っています。土曜日に音源のフォルダをいち早くリンクシェアだけは

してありますが、原曲のリンクを以下に貼っておきます。

私の編曲Ver.とはキーも尺も違いますが、歌詞と音符の当てはめが難しい楽曲ですので

聞いておくとスムーズです。


「夢灯籠」

「前前前世」


「Sparkle」

「なんでもないや」





〈ひよこ②〉


「くるみ割り人形」のお話をしました。

皆がキラキラした目でお話を聞いてくれて、嬉しかったですよ。^^


こうして、楽曲に対しての造詣を深めることは

作曲家に対してのリスペクト、音楽をやるものとして、とても大切なことです。

歴史を知ることも、大事なクラシック音楽の踏襲であることを

レッスンでこうして積み重ねていきましょうね。


お話の中で出てきた妖精だったり、踊りの場面だったり、

これからひよこちゃん達が演奏する曲がお話にたくさん散りばめられていて

情景の浮かぶ、とても良い題材です。


先々週、シェアしたバレエ、オーケストラ、など積極的に鑑賞してください。

目で見る「本物」の美しさを知ることで演奏が変わります。

小さい頃から「本物を見せる、聴かせる」ことが、

本当の情操を豊かにするための大きなポイントとなってきます。

幼少期の今しかできないことだからこそ、大事にその芽を育てましょう。^^


さて、皆さん指番号と楽譜の貼り付けを100%してきてくださり、ありがとうございます。

もう「れんしゅうしたよ!」という良い笑顔も見られましたね!


お話からの、楽譜への対峙。ということで、シャープ2つ(ファ・ド)確認、

三拍子確認、リズム確認、音確認、いよいよ演奏、

というところまでやりましたね。


初めての第一歩としては〇です。^^

この日できなかったことを、次にできるようにする。

一つ一つクリアしていきます。


Iができたら、Jができる。

その先も同様に、同じフレーズの繰り返しを、自信の種にしていきます。

どんどん「花のワルツ」を、できるようにしていきますよ!

譜読みを積極的に進めましょう。たったの十何小節かができたら、

コンプリート!ですから。絶対大丈夫。できます。


ひばりクラスのレッスンログと重複してしまいますが、

毎日の積み重ねは、確実なステップアップとなります。

やったらやっただけ、できるようになります。

反面、やらなきゃいつまでもできない。


お教室に入っていただいたときに「KANADEのいろは」でもお話したように、

できない=苦手をつくる、ことが、音楽嫌いになる最初の要素です。

どうか、我が子の成長のために時間を割いてあげてください。

となりで一緒に歩んであげてください。

親の力が必要なのは、本当にこの数年だけ。あとは親から離れて羽ばたいていきます。

(さみしい・・・)


裏面の練習チェックシートは、その時の子供の励みになるだけでなく、

後から振り返ったときに、親子で見て「こんなに頑張ったんだ」という自信になります。

ステッカーだったり、スタンプだったり、頑張った分だけ褒めて、

その努力をめいっぱい評価してあげてください!抱きしめてください!

子供の「できる!できた!うれしい!」を育てていきましょう。^^



〈ひよこ①② 合唱〉


今日から↑の見出しが「合唱」に変わりました。^^

そうです、本格的に「合唱」になってきたんですね。

輪唱から始まり、二部合唱の基礎を楽しく学んだひよこ①②クラス、

満を辞して「大きな古時計」の新譜に入ったわけですが・・・


初回にして順調な運び出し!!!!!すごい!!!!立派!!!!!

力がついていますね!!!本当にうれしい!!泣きます。(本気)


皆さん聞いていてお気づきになっていると思いますが、

この子達の歌声。

誰ひとり調子っぱずれの声がないんです。


普通、幼稚園、小学校、などの合唱を聞くと大体歌えていても、20%ほど調子が外れた音が

聞こえるのが一般的なんですが、

ひよこ一期、二期は、大きな音程のずれがほとんどない状態での全体歌唱に近づいており、

さらに、上のミまでは全員が正しく発声でき、上のソまで出る子供が7割を超えています。

KANADEのいろはに書いたとおり「特別な音楽教育を受けた数%の児童」

に、成長していることがわかります。

私としてはガッツポーズが出そうなくらい嬉しいことです!

実を結んでる~~~・゜・(ノД`)・゜・(また泣く)


・・・と、興奮してしまいましたが

この「大きな古時計」、今回は2番の途中まで歌いました。

2チームの楽譜に色分けをしてあります。色が付いているところは、

ハーモニーを歌うところ、として目で認識させます。


Googleドライブに、それぞれの練習用音源と、ピアノ伴奏音源を

入れてありますので、KANADE通信でシェアします。

どうぞDLして、復習してみてください。^^



〈ひよこ① ソルフェージュ〉


7月末から5回目となる聴音レッスン。

この日は目隠し(アイマスク)をして一人ずつ和声、単音聴音に挑戦し

全員100%正解、そして半数が120%(展開和音)まで聴けました。

すばらしい!!!!!!大拍手!!!!


この「目隠し」の狙いは、耳に全神経を集中させることで

音を聞き漏らさないようにすること。

目の前に紙がない、指が鉛筆を握っていない、隣のお友達の書き取る音が

耳に入らない、この状況を作ることでどのくらい研ぎ澄ませるか

ということを見たかったのです。


結果、全員が「集中すれば聴ける」ということがわかり、

Ⅰ、Ⅳ、Ⅴも数字がわからなくなっても「とぶ?」と言えたり

しっかり認識ができていることを確認できました。^^


まだよちよちのひよこちゃんだった頃から、しつこいくらい

「立つ」「座る」「ジャンプ」のリトミックトレーニングをしてきた一期生。

彼らの中に「メロディー」「リズム」「音楽の世界観」だけでなく、

「音感」や「楽理」も紛れもなく育っていること。

誇りに思って頂きたいと思います!^^


さて、くるみ割り人形について、一期生もお話を聞かせました。

同様のことが二期生のログに書いてありますので、この項目は

ぜひそちらも目を通していただきたいと思います。^^


次回からはいよいよその「くるみ割り人形」に入ります。

「花のワルツ」「金平糖の精の踊り」はそれぞれ練習をすすめておいていただき、

土曜は残りの楽譜を全て配布します。演奏箇所、色塗り等を行い

音楽を聞きながら、自分の場所を確認していきますので、

まだ楽器は持ってこなくて結構です。^^


早く一緒に合奏したい!という気持ちになってくれているかな?^^

音楽をたくさん聞いておいてワクワクを高めておいてくださいね。



〈ひよこ③〉


「おばけなんてないさ」で出てきたリズムを二つ、新しく覚えましたね。
三連符(さんれんぷ-Triplets)と、符点のリズムの内(たーんた)です。


これまで出てきた、たん、うん、などと違って、見た目もややこしいので
難しく感じてしまいますが、覚えてしまえば大丈夫。^^

KANADEでは「飛ぶ」の単語を活用して、細かい音符も覚えていきますよ!


配布したプリント(うたのほんに貼ってください)に書いてある
「とべた」と「とーんだ」、足踏みしながら口で言えるように、おうちでも
歩きながら練習してみましょう。^^
これまで習った音符+このプリントをおぼえたら、もうほとんどの楽譜のリズムが
読める、といっても過言ではありません。

習っては、復習、習っては復習を繰り返しながら、身につけていきましょうね。


さて、ト音記号くんのカード遊びでは、この日「たた」を入れたリズム聴音をしてみました。
途端に難しくかんじたようで、先週よりも苦戦していましたね。^^
見て叩く、と、聞いて覚える(書く、カードを並べる)では脳の使い方が全然違いますので
混乱して当然です。レッスンでたくさんの経験や刺激を得て大きくなっていきましょうね。


おうちでは、とにかく「既習の音符をしっかりすり込む」ことを目標にしましょう!

たん、うん、たーあー、など、早い音符よりも、長い音符を忘れないように
突然カードを見せて、「これ、なーんだ?」とクイズをしてみたり、など
遊びに変えて覚えましょう。^^


子供は、自信がつくともっともっと楽しくなります。
もっともっと「やりたい!」の気持ちが大きくなります。
すごいね!よく頑張ってるね!お利口さん!とたくさん褒めてあげてくださいね!























KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。