レッスンログ 3月30日

3月最後のレッスンが終わり、来週がTerm1の最後ですね!

あっという間に走り抜けた1学期間でしたが、子供達の成長は

どのクラスも、素晴らしいものでした。^^


次回は公開レッスンですので、その大きなあゆみを実感し、

子供達を大いに褒めてあげていただきたいと思います。


さて、レッスンログです。

〈Elegante〉


初めてのハンドベル、演奏形態の中、とってもよく頑張っています。

大変立派です!^^

自分の音が鳴らないと、おかしなことになってしまう!ということを

全員が実感したようで(笑)とても真剣に、集中して取り組めています。


きらきら星のソルフェは、全体の流れを把握しきれていない子もいましたので、

まずは他の音のところを、全ては読まなくてもいいので(和音など)

メロディーラインだけは把握できるよう、ソルフェージュしてきましょう。


そして、もう一つはカウントです。

これは前年度にお話したことですが、先に音源を配ってしまうと

耳だけで覚えて、自分でカウントができない、自分で音を読まない、

癖をつけてしまう子が去年非常に多かったことが反省点でした。


音源は、音楽全体の雰囲気をつかむために、大変重要なもので、

もちろんお教室では今までもこれからも、音源を大事に扱っていきたいと

おもっています。が、使い方を間違えると、せっかくの音楽教育が

ただのカラオケになってしまうこともあります。


まずは楽譜。しっかり楽譜に向き合う癖をつけていきましょう。

音源を聞くときは、譜読みを必ず一緒にさせて、

楽譜の進行を確認することが大事ですね。そして

ソルフェージュをして、自分の出番をしっかり確認します。


ハンドベルは特に自分の出番以外は、お休みが多い譜面ですが

そこをしっかりカウントできるか、が鍵になります。


なぜなら、ハンドベルはお隣の誰かが音を鳴らさなかったら、

間違えたら、音源とは違う曲が耳から聞こえてくるわけですので、

音源と合わせてしか演奏できないようであれば、その瞬間、自分も終わります。


音源を使っての練習の場合も、メトロノームの場合も、

しっかりとカウントする、ということを意識しましょう。


まだ3回目ですので、腕の振り(ベルの振り)のコントロールが

難しく感じると思います。「打音は1音であること」を意識するよう

指導しています。自分の鳴らしている音が複数回になってしまう場合は

振りが強すぎてバネが跳ね返ってしまっています。


では、どうしたらいいのか。

そうですね、練習して感覚を磨くのみですね!(笑)

そこで、ホリデー中に練習できるよう、次回ベルをひとり1つまたは2つ、

持ち帰ってもらいます。腕の振りの練習をしてみましょう。


※これは貸与になりますので、破損には充分ご注意ください。(T&C参照)


持ち帰る際にカバンの中でガラガラあたってしまうといけませんので

包んで持って帰れるもの、(タオル、または巾着袋など)を必ずお持ちください。


次回の公開レッスンで、保護者の皆さんには、実際に見て聴いて頂き、

親子揃って学んでいってもらえたら嬉しいです。^^



〈Cantabile〉


毎度申し上げておりますが、大変すばらしい!!

この表情!歌う喜びに満ち溢れたこの子供たちの表情が素晴らしくて

毎回泣きそうです!!!!親泣かせ!!!いい意味で!(´;ω;`)


Cクラス、合唱のレベルをどんどん上げてきているわけですが、

同時にセオリーもたくさん学んでいます。


「はばたけ鳥」では、三連と二連の八分音符の拍の取り方の違い、

poco crescendo 、などのアーティキュレーションを。

「ちびっこカウボーイ」(新曲)では、2/2と4/4の違い、♭1つF-Durの確認

poco rit./ a tempo 、でテンポチェンジの楽語、など

こういった大切な音楽の要素を、何度も何度も学び、習得していっています。


楽譜に一生懸命書き込みがしてあると思います。

見てあげてください。^^


「はばたけ鳥」アルトの音とり、大変立派でしたね!!!!!

練習してきた子、お顔を見て、声を聴いて、一発でわかります。

素晴らしかったです!!!はなまる!!!!!


ソプラノさん、この日はもっと上手に歌えるよう、身体を使って

ブレスをするよう指導し、表情豊かに美しく歌い上げられましたね!

この2パートの作るハーモニー、自信に溢れて大変立派でした。


次回、お父さんお母さんに聞かせようね!と約束したので、

「はばたけ鳥」引き続き、おさらいしておいてください。^^


そして、「ちびっこカウボーイ」はセオリーと模範歌唱だけで前回

終わっていますので、先週のログに貼った参考音源をよく聴いて慣らして

おいてください。あの音源は配布した譜面と進行はまったく同じです。


「友だち」「歌えバンバン」も時間があれば、保護者の皆さんに

聴いていただきたいと思います。

久しぶりなので、復習をしておいてください。^^

特にアーティキュレーション。クレッシェンドやスタッカート、レガートなど

注意して歌えると100点です!


次回Term1最後のレッスンですので、気持ちよく歌えるよう

心を高めていきましょうね!



〈Dynamico〉


とてもよく頑張りました!!!!!!!!!!

この一週間、よく練習してきた!という子が本当に多かったです!!!

なでくりまわし、褒めまくりました、もううざいと思われるほどに!

偉かったです!拍手!!!・゜・(ノД`)・゜・


譜読み、ソルフェ、8割以上の生徒が最後まで到達していますので、

音源をお配りします。ここまできて、やっと音源を使って合わせる練習を

していきましょう。


この音源は、打楽器アンサンブル用に私が作りました。


・鍵盤ハーモニカ ×6(1st×3 2nd×3)

・スネアドラム ×1

・バスドラム  ×1

・グロッケンシュピール ×1

・ザイロフォン  ×1


で、最終的にいきます。

まずは全員鍵盤ハーモニカの現在割り当てられたパートをマスターしましょう!


さて、レッスンでは3ページ目最後まで行きましたが、

全員に言えること、それは

「タンギング練習」をしよう!ということです。


ピアノと鍵盤ハーモニカは別の楽器です。

ピアノで練習してしまうと、細かい音符のときに、指で何度も鍵盤を弾きなおす癖が

ついてしまいますが、その指は必要ありません!!!!!


鍵盤ハーモニカは「吹奏楽器」ですので、指は置きっぱなし、「Tu」で音を

操ります。すべての音符を吹くときに、タンギングが必要です!


なんのことやらわからない、と三期生のお母様でわからない方も

いらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。

子供たち、きちんと学んでおります(`・∀・´)!☆

そして、次回公開レッスンの際に、保護者の方にもわかるように

補足してまいります。


一期、二期の子たちにも復習です、覚えておいてください。

レガートがかかっている(スラー等)フレーズの中以外の音は

全て「TU(トゥ)」の発音で音を出します。


この「Tu」ができると、鍵盤ハーモニカが超絶うまくなります!!!


そして、この「Tu」ができると、リコーダーも然りですが

何の吹奏楽器をやらせても、絶対うまくなります!!!!!!


つまり、タンギングは全吹奏楽器共通のマスト技術だからです!!!!

ホルンもトランペットもクラリネットも、フルートだってそうです。

基本はこの歯の後ろに「tu tu tu tu tu tu .....」という舌のアタックが

できるかできないかで上手さが選別されます。本当です。


なので!今持っている譜面、ほっとんどが「TU!」です。


1st、最初の三連はスラー、「Tuーー」です。

その他、特にAからの部分で指一個ずつ押している子は、置きっぱで短いTU

鋭い息で!吹き矢をイメージする!「TU!!!」


2nd、まず最初の「ふぁ!」はフォルテでスタッカートの「TU!」

もっと吹き矢で。全体的に「ふーーーーー」と吹かないように、

一個一個、舌で「Tu」の発音ができるようにがんばる!


全員。譜面を「Tu」で歌えるようにしましょう。

今日のログはトゥしか言っていない気がしますが、本当に本当に大事なTIPです!!

家でトゥ練を頑張ってみてください!!^^



〈Amabile〉

今週も例外なくおりこうさんでしたね!!すばらしい!

全てがスムーズに教案どおりに進むAmabileクラスです。


歌のTip、

①いきをたくさん「ほわっ!」とすう

②口を大きくあける

③目も大きくあける

④気持ちを込めて


と、歌のお顔を確認してから「やまびこごっこ」を歌うと、

今までよりも上手な歌声が聞こえますね。

可愛らしい、元気な声がきけてとっても嬉しいです!


さて、この日はこれまでに習った音符を並べて

「ひげじいさん」の曲のリズムを読みましたね。


既習のリズムだけでもこうして立派に曲が出来上がります。^^

これから少しずつ読めるリズムが増え、楽譜を読み解く力が

徐々についていきます。楽しみですね!


「おもちゃのチャチャチャ」は、歌を2番までちゃんと歌えるように

練習しましょう。毎年お話していることですが、4歳児という年齢は

まだまだNHK「おかあさんといっしょ」でおにいさんおねえさんの横に

座っている子達と同じ。自発的に歌う子は少ないのが普通です。

音楽に合わせて身体を揺らしている子、手を叩く子、お遊戯はできるけども

それと一緒に歌うこと、というのは、

訓練していくことで徐々にできるようになることです。


歌う、という行動を日常にしていくことで、もっともっとレッスンで

良い表情が見られるようになりますよ☆^^

歩きながら、家事をしながら、お風呂に入れながら、楽しく歌いましょう!


合奏では3パートに分かれて、チャレンジしましたね。

レッスンでもお話しましたが、カスタネットが一番難しいです。

しかし、一番リズム感がつく練習素材ですので、頑張ってトライしましょう!


マラカスの八分音符羅列は、簡単そうに見えますが、シャカシャカの「シャカ」が

しっかりリズムにはまっているか、振っているタイミングではなく

音がなっているタイミングを聞いてあげてください。

振りを大きくしすぎると、音と打点がずれますので

振りは小ぶりに、打点と動きの差を少なくすると上手に演奏できます。

(ということをレッスンでやりましたね)


タンバリンさんは、余計な音が途中で鳴ってしまわないように

準備のときにピタっと待てるようにしましょうね。

うんうんうんうん のお休みも多いので、待ちすぎると自分の出番が

通り過ぎてしまいますので要注意です。


Aの復習をして、Bの譜読みをしましたね。

「チャ・チャ・チャ」は全員が合うタイミングですので、

気持ちを合わせて演奏できるといいですね!


さて、譜読みができましたのでいよいよ練習音源を配ります。

Googleドライブでシェアしますので、各自DLしてみてください。


4番までだと長すぎてしまいますので、2番まで(楽譜では普通に繰り返し)やって、

最後、「チャチャチャ おもちゃの チャ・チャ・チャ」を足します。

次回その部分をレッスンでやりますが、とっても簡単なので、

できそうな子はトライしてみてください。^^


素敵な合奏になるかな?楽しみですね!





KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。