レッスンログ 5月11日
昨日は母の日でしたね!
皆さん可愛い子供たちと一緒に素晴らしい日曜を過ごされたことと思います。^^
では、今週のレッスンログです。
〈Elegante〉
Frère Jacquesの仕上げに入っています。
家では「ハマってるように」イメトレと練習ができているはずなのに、
実際にベルを持ってみると、打音が1音でなかったり、いい響きじゃなかったり、
と、なかなか簡単に曲にならないのがもどかしい様子。
しかし、自分のミスを自分で自覚し、「もう一回!」と思える、根性が座った8人。
ミス→反省→次こそは!→成功→嬉しい!→さらに次!
というように、Eクラスの皆さんの良いエネルギーが感じられます。^^
レッスンの中で経験し、学び、上達する、比率がとても大きいハンドベルですが、
家での予習復習では、腕の振りや右左の順序をよく気をつけてさらってみましょう。
まず、長く伸ばす音は「かんぱーい!」をイメージして上に響かせるように
ベルが下がらないよう注意。
八分音符などの早く動く箇所は「くぎ」。腕が大ぶりにならないように気をつける。
など、生徒たちには口を酸っぱくして毎度話していますが
家で練習する際には、「ここは、くぎ?かんぱい?どっちだっけ?」と
聞いてあげてください。リマインドさせてあげることで、習得が早くなります。^^
仕上げ予定だった「Frère Jacques」。ご家族に聴かせようと録画しました。
が、生徒たち自身が納得いく出来ではなかった(もちろん私も(´ε`;)ウーン…でした)ため、
「先生、もう一回やらせて!」というリクエストを3回ききまして、
その3回とも全て、「これはお母さんに絶対聴かせたくない!」とのこと。(笑)
その理由は、
・自分が、こんな演奏をコンサートで聞いたら「下手だなぁ」って思う。
・もっとうまくできると思う。
・お母さんに怒られる。(←笑)
3番目はともかくとして、(笑)
8人全員がきちんと現実を直視し、うまくなりたいと思っていることが
とても伝わってきた瞬間でした。成長してますね(´;ω;`)
少し前だったら、自分のことしか考えてなかった子供達。
出来栄えなんて、考えてもいなかった子達が、今や観客側の視点を
考えることができる。
自己満足の演奏ではなく、人を満足させたいと思えるようになったこと。
身体だけでなく、心の成長が垣間見え、立派なミュージシャンに育っていることが
とても嬉しかったです。
ということで、Frère Jacquesは残念ながら今週仕上がりませんでした。
もう一週やりますので、もう少し詰めてきましょう。
ビデオ絶対見せないで欲しい、と言われているのですが
現状をお伝えするために、Googleドライブで合奏の様子をシェアします。
見せたら私が怒られるので(笑)お子さんのいないときにこっそり観てください。
そして、何か一言いいたいのをグッと今週は我慢してもらって、
素知らぬ顔で、「この辺もう少し練習してみたらどう?」なんて
アドバイスしてあげてください(笑)
次回、「遠い日の歌」絶対入ります。よく譜読みしてきてください。
〈Cantabile〉
あの小さかった皆が、こんなに上手に合唱できるようになるなんて・・・
と、今週は特に思ったので、そのことを書こうと思います。^^
発声練習では、ご存知のとおり、私はいつも全員の声を聴くために
に歩き回りながら姿勢や声を直しています。
以前お話しましたが、声帯は筋肉ですのでストレッチ(発声練習)を
すればするほど、強く、そして音程幅も大きくなります。
丸一年~二年、しっかりとトレーニングすることで、上のGまで正確な音程で
歌うことができる、とも「KANADEのいろは」でも書きました。
今、Cの生徒はほぼ100%と言っていいほど、全員がそこまで到達しました。
泣ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!号泣ポイント!!!!
子供は皆、最初は音痴。これを直すには、小さいうちから正しい練習を
続けることが大事と言い続けていますが、実際に達成したときのこの
気持ちはひとしおですね。
そしてもう一つ。
歌う時の表情です。今年に入って、立ち姿からブレスの取り方など、
「合唱する」基礎を沢山教えています。
その中で最も大事なのが「歌う時のお顔」。
言葉では言い表せないのですが、それがとてもよく出来る子が増えてきました。
あと一歩、殻を抜け出せない子もいる。そんな子のために
この日は、皆にぜひ見てもらいたい、良い表情で歌う生徒3名に、
前に出て歌のお顔を皆見せながら歌ってもらいました。
いつもは横並びだから、お友達のお顔を見れない分、
こうして、目の前にキラッキラ輝いて歌っている仲間がいることを知って、
その姿に、子供達は圧倒されて、すごい!!と素直に賞賛していました。
お手本の3名に向かい合って、一緒にJump!を歌ったときの皆は、
いつもより1000000000倍も素敵な笑顔と、歌声でしたよ!!!!!!
お友達の良いところを真似して、吸収して、ああいうふうになりたい!と
実践する姿は本当に立派。
この子、こんないい顔ができるんだ!と、皆さんも
我が子を見て絶対に思う、と確信できる素晴らしい瞬間でした。^^
お手本になってくれた3名、本当にどうもありがとう!
Cクラスを引っ張ってくれるチームリーダーとして
とっても頑張ってくれています。^^
「Jump!」では、この日も楽典を勉強しています。
#シャープ(その音を半音上げる)です。
#の書き方の注意や、変化記号が付くときのルールなど
たくさん学んでいます。
半音「はんおん」は、白板に漢字と平仮名で書いて説明し、
意味も「#=はんおん、あがる」と復唱させています。
宿題プリント配布していますので、記憶がフレッシュなうちに
やってみましょう。
アルトパートは2カッコからハモリがあります。
最後1段、レッスンでもソルフェージュして皆で歌い、音とりをしています。
きちんと、音名で歌えるように練習してくるよう、言ってあります。
とにかくソルフェージュ。音の階段(高低)を理解できているかどうかで
音楽の力は大きく変わってきます。
ソプラノは、全員しっかり歌詞を頭に入れて、合唱を引っ張っていく
つもりで正確に音を歌いましょう。
次回も「Jump!」です。ハーモニー練習は短調に入っていますので
引き続き頑張りましょう。^^
〈Dynamico〉
先週よりも「自分で準備を頑張ってみよう」と思えた子が増えたこと、
はなまる!準備、実践、片付けまでが演奏者のつとめですので、
少しずつ、一つずつ、「できる」を増やしていきましょうね。
何度もやると慣れますので、おうちで引き続き譜面台を出したりしまったりする
練習をしてみましょう。手先も器用になって一石二鳥です。^^
さて、ドラムスティックレッスン、前回はプレ、ということで今回が初回。
おうちで「こうかな?」とチャレンジしてきてくれた子。偉かったですね。
この日は、一番大事な持ち方(グリップ)をひとりひとり直しています。
・力が入り過ぎないように、2本の指だけでホールドして
・手首を柔軟に、ぶらぶらー
・後ろ3本の指は添えるだけ(初めのうちはスティックから離れていいです)
・いつも手の甲が見えている
・スティックの太い部分が手首のまんなかに当たるような感じ
そして、叩いて上がったスティックの先がとっ散らかってしまわないように
と、指導しています。
のぞみ先生にスティック練習の様子を録画してもらいましたので、
Googleドライブでシェアします。手やスティックの方向など、
見づらいところもあるかもしれませんが、チェックしてみてください。
まずは、基礎の基礎、ということで基本に忠実に。
スティックが上下できるように、正しい癖をつけていきましょうね。
ほとんどの子は、まだ正しい癖がまだ身についていない
または、去年やったけれど忘れてしまっている、という状態ですので
楽譜を読み進めながらで結構ですが、まずは四分音符、八分音符を
正確にメトロノームに合わせて叩く練習をしましょう。
全員、Change Up Vol.1 / Vol.2 を、それぞれRepeat有りで(1回Repeatではなく
続けて5回くらいはノンストップで繰り返せるように)叩き続ける練習をしてください。
テンポは100~120、メトロノームはできれば振り子タイプが望ましいですが
ない場合は、音量を上げて、自分でずれているかいないか、わかる状態で練習しましょう。
この、正しくリズムを叩き続ける練習(長く続ける)というのがとても大事で、
ほとんどの曲は、同じリズムパターンを4分ないし5分、ずっと叩き続けることになります。
当然立ちっぱなしですので、「疲れた~座りたい~」は、ありえません。
テンポに忠実に、崩れず、叩く、大事なトレーニングですので
今後太鼓をやってみたい、と思う子は特に、今の期間を大事にしましょうね。
次回まではスティック練習をしますが、
そろそろ中間期の曲「ボギー大佐」に入っていきます。
今回も最初は全員鍵盤ハーモニカをやりますが、
担当楽器を先生が割り当てるという形ではなく
練習、レッスンを進めてみて、先生から合格をもらったら
自分のやりたい楽器を自ら選択して、打楽器オーディションに参加できる、
という風にすすめようと考えています。
もちろん、せっかく練習したから鍵盤がいい、という子もOKです。
自分にどれだけ家で練習する余裕があるか、も大きく関わってきますので
まずは全員に等しく与えられた目の前の課題を一生懸命取り組みましょう。
以前からお話しているように、多くのことをいっぺんにできるようになってほしいと
言っているわけではありません。少しずつ、でも着実に、前に進みましょう、と
お話しています。
最初から全部できるようにしてきなさい、とは一度も言ったことがないはずです。
次のボギー大佐も同じです。区切りながら、「ここまでやってきましょう」
「がんばってみましょう」と進めていきます。
大きく、高いハードルだと思わずに、小さく区切った目線にあった目標を
一歩ずつクリアしていきましょう。
その上で、余裕がある、もっと他のこともできそうだ、と思えるようであれば、
もう一つ高みを目指せるよう、機会と目標を与えたいです。
打楽器の演奏にチャレンジしてもらいたいと考えています。
これでスティック終わりなの?大丈夫なの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも上記で言っていること同様に
最初からAdvanceまでに(かなりたたけるように)なることを目標にしていません。
今期の二回のスティックレッスンでの到達目標は「四分・八分を正しく叩く」ですので
ここをクリアできれば、全員、ボギー大佐の打楽器へ挑戦できる力がある。
という地点に立てることになります。
細かく目標を区切る。達成できるように努力する。
この積み重ねです。その力にあった曲を選んでいますので、必ずできる、と思って
取り組んでもらいたいと思います。
〈Amabile〉
この日も大変お利口さん、素晴らしいレッスン態度でしたね。^^
先週やった新しいこと「4拍子と3拍子」も、よく覚えていました。偉い!
「うみ」は3拍子で、1,2,3と拍が進んでいきますね。
気持ち良い波の様子が、音から伝わる名曲。皆もお口を開けてレッスンで
先生と一緒に歌えるようにおうちでも歌ってみてくださいね。
もう一週、「うみ」やりましょう。
そして、Aクラスの子供たちも、Cのお兄さんお姉さん達と同じように
たくさんの音符、休符を覚えてきましたね。
・たん(四分音符)
・うん(四分休符)
・た(八分音符)
・たた(八分×2)
・たーあーあーあー(全)
・うんうんうんうん(全)
そして、この日やったのは
・たーあー(二分音符)
・うんうん(二分休符)
です。もう8個もわかる!すごい!
カードを並べながら、その拍の長さを目で見て、音で感じて理解できているはずです。
繰り返し、レッスンで練習して慣れていきましょうね。^^
伸ばす音を、リトミックで表現するときは
手を前にだして伸音をカウントさせます。
幼児は、伸ばす音を数えるのが苦手です。
待てないんですね。なので、四分音符などの、拍通り進む方が
叩きやすいんです。
が、これから歌や合奏で、伸ばす音がたくさん出てきますので
小さいうちから、拍を身体で感じるトレーニングを続けていきましょう。
のぞみ先生の美しい「きらきら星」の演奏に合わせて
気持ちよく、たーあー うんうん の演奏ができましたね。
次回からはいよいよAクラスも「ドレミファ発声」に入ります!
お兄さんお姉さん達に負けないほど、良い歌の声が出るように
レッスンがんばりましょう!
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