レッスンログ 5月25日

5月の最終レッスンでしたね!Term2、早くも折り返し地点となりました。

レッスンログの最初をお借りして、中間期発表会について

少しお話をさせてください。^^

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6月末に控える中間期発表会。

今年は新しいクラス編成で基盤をしっかり作る年、ということで

中間期は例年のような大きなコンサートではなく

クラス発表会として小規模に開催をいたしますが、

発表内容は去年と引けを取らないどころか、大きく上回る、

音楽力の高い、質の良い、すばらしい演奏をお聴かせできると自信を持っております!


個々の力を大きく伸ばし、合唱として輝きみなぎるCantabile、

幼児1年目とは思えないほど、落ち着きがあり、大変すすみの早いAmabile、

志高く、一生懸命に音楽に取り組む合奏選択の2クラス、

KANADEという存在を立派に背負い、胸を張って立ってくれる存在になっています。


そして、ソロコース(声楽・ピアノ)、Maestoso、の面々もそれぞれ力をつけ、

今回の中間期では、選抜メンバーが美しく心躍る音楽で彩ってくれる予定です。


是非とも大勢の皆さんにお聴かせしたいところではございますが、

会場のキャパシティの都合上、在籍生徒数+家庭数のお座席のご用意のみとなりますことを、

どうぞ予めご了承くださいませ。また上記の理由につき、お立ち見となるご家族様

もいらっしゃるかと思います。その場合も大変恐れ入りますが、

今回の中間期発表会の開催までの経緯と事情を踏まえ、

どうぞご理解ご了承いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。


こちらでビデオ撮影をして、皆様にシェアできるように致しますので

お座席からの携帯ビデオ撮影(後ろのお座席の方が見えなくなってしまう為)

三脚を要するビデオ撮影(場所をとってしまう為)

はどうぞご遠慮くださいますようお願いいたします。

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さて、レッスンログです♪

〈Elegante〉


「遠い日の歌」、先週よりも随分と上手になっています。^^

音のばらつきは、まだまだ見られますが、感覚はとても研ぎ澄まされています。

成長していますよ!!!

ひとりひとり「くぎ」「余韻」を一人で披露する機会を設け、

音が1つしか鳴らない空間で、自分がどんな打点を聴かせられるか

実践から学んでいます。


今回中間期で披露するのは2曲。

「遠い日の歌」と「Frère Jacques」で考えています。

まずは「遠い日の歌」を仕上げ、「Frère Jacques」の演奏が上達するように

レッスンで取り組んでいきます


ソルフェはいずれの曲もだいぶ出来てきていると思いますが、

目をつぶってもできる、という状態まで余裕が持てるようにすると

緊張の中でも演奏に集中できるはずです。


次回、ベルを貸与します。

「遠い日の歌」のアサインメントで貸出しますので、

・音の鳴り

・打点

・タイミング

を意識しながら練習しましょう。


貸与にあたり、以下のものを持ってきてください。

・ベルを包む梱包材(タオルでもプチプチでも可)

・包んだベルを入れる巾着


一人ずつが精度を上げていけば、もっともっと良い演奏ができます。

家でやれることは限られたことですが、おさらいに励んでもらえたら

充実したレッスンになるはずです。

どうぞよろしくお願いいたします。^^



〈Cantabile〉


「Jump!」かなり仕上がってまいりました。^^

アルトの子たちの音とりも、先週より随分と正確になっています。

復習、えらかったですね!


今回のレッスンでは、

「がなりたてる声のfではなく、息の量を増やして美しいfの声を出す」

にフォーカスを当てています。

実音一点B、二点Cから上は完全にファルセット(裏声)になるように

歌声を作ります。これが幼童歌唱から、上手な児童合唱へと変化していく中で

大事な要素のひとつです。


これまで経験とレッスンを詰んだ子供達ですので、言っている指示を

パッとわかって声の出し方を調整できるところ、大変立派です。

頑張りました!^^


ただし、美しいファルセットとは弱々しくか細い、ささやき声ではありません。

息の量をしっかりと増やして声帯を鳴らす歌声を作ります。

おうちで歌を練習するときに、特に上記~上の高音にかけては

喉を酷使していないか、よく聴いてあげてください。

辛そうな喉の歌い方をしているかな?と思ったら、

「先生、なんていってたか覚えてる?」と少し思い出させてあげてください。

完全に習得するまでにはまだまだ時間がかかって当然ですので

焦らず、レッスンでしっかり力をつけていきましょうね。


引き続き、これからもJump!を毎週歌っていきますが、

新曲「村祭り」に入っています。


こちらは最初の部分だけ4パートに分かれます。

ソプラノ・上

ソプラノ・下

アルト・上

アルト・下


まず、全員「どーんととっと」の部分をソルフェしてきてください。

重ね合わせるようにしてアカペラで和音を作ります。


旋律は1番がソプラノ、2番がアルトで交互になっています。

音源をシェアしますので、各パート、曲を聴きながら譜読み

(指で楽譜の進みを追うこと)してみましょう。


勢いのあるかっこいい「村祭り」、Cクラスの子供たちの合唱で

演奏できるのがとても楽しみです!^^


〈Dynamico〉


今週のDクラス、大変すばらしかったです!!!!拍手!

課題になっていたCの旋律部分、よくソルフェしてありましたね!


今回は私が1st、のぞみ先生が2ndを担当して指導しました。

どちらのパートも良く吹けていて、C~1カッコ、2カッコに進んでも

初回とは思えないほど良くできていましたので、

その場でDを一緒に譜読み、ソルフェをして、次に取り掛かっています。


配布した厚紙の楽譜に目標を書いています。

・Dのソルフェ、れんしゅう

・C~F直前まで通しれんしゅう(1カッコ2カッコあり)


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2ndのDは難易度の高いパッセージですが、指を早く動かす大変良い課題です。

ゆっくりのテンポから確実に指が動くように区切って練習しましょう。


1stは、ミミ レレ#ミッミッミ のあたりの指が早いですが、逆に早くなりすぎて

転ぶことがありますので、しっかりテンポにハマるよう練習しましょう。


とにかく家での練習はメトロノームありきです。

ゆっくりのテンポからトライして、できるようになってきたら指示テンポまで

挑戦できるようがんばってみましょう。^^


二分音符=135が最終目標ですが、今回Cをテンポ116でクリアできています。

120近くまであげれていること、大変すばらしいですよ!


そして、楽譜に「先生チェック」もしてあります。

子供にとって励みになるものですので、満点目指して毎週取り組んで

欲しいと思います。


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次回、打楽器パート決めについて子供達に話をします。

前回、前々回のレッスンログでお伝えしたとおり、オーディションにしますが、

ただ「この楽器がやりたい!」という気持ちを先行させるのではなく、

現段階の鍵盤に余裕がある、尚且つ、打楽器の練習時間がきちんと自宅で

取れる、その上でレッスンに臨めるか、を考えて立候補してもらいたいと

考えています。


皆さんご存知のとおり、KANADEは児童合唱をメインとする音楽教室です。

Cantabileをまずしっかりやれているかいないか、ここはおざなりにできない部分です。

あくまでも合奏はオプションであり、こちらはメインではありません。


ではなぜ合奏のクラスを作ったのか。

それは、子供達の学ぶ音楽の幅を広げ、歌と歌以外、それぞれ違った

表現の楽しさ味わってもらいたい、と強く想ったからです。


どちらかやって、どちらか捨てる、ことにならないよう

合唱を必修、合奏を選択制にしていますので、

これらを総合して、子供の「やれる余裕」「挑戦する余裕」が

あるかを一緒に考えて打楽器の立候補に臨んでいただければと思います。^^


今回のレッスンは、とにかく多くの子供たちがとってもやる気をもって

レッスンに臨んでくれているのが、よく伝わる素晴らしい時間で、

Dクラス始まって以来の快挙、ともいえる100点満点のレッスンでした!

とても嬉しかったです!皆頑張ってとってもえらかったですよ!!!!(*´∀`*)

誇りに思います。



〈Amabile〉


基礎力がだいぶついてきたAクラス。立派ですね!!

3拍子もだいぶ馴染んで上手になってきました。^^


おうちで頑張ってお歌を練習してきてくれた子、

ここ二週間で大変目立って素晴らしく、成長を感じます!

「山のワルツ」も絵を見ながら楽しく歌えましたね。

ロンリムリム・・・のダンスとっても上手でした!^^

かわいい。(*´∀`*)


せっかく3拍子が板についてきましたので、中間期で1曲

3/4の歌を披露したいと思います。


「うみ」

練習してきてくれた子がとても多く、本当に上手に歌えましたので

まずこの曲を1つ選びます。6/29に自信を持って歌えるよう引き続き

おさらいしてみてください。


もう1曲、発表会用の簡単な秋の歌を選ぶ予定です。^^


そして、合奏の発表曲にもそろそろ取り組んで参りましょう。

Aクラスの合奏は「It's a small world」です。

4/4拍子、既習リズムを使って4つの楽器に分かれます。


発表会、と聞くとドキドキすると思いますが、

度胸試しのようなもの、と思ってどんどん心臓に毛を生やしていって

欲しいと思います!

いずれCクラスの子達のように、鋼の心臓になります。(笑)


次回は、新しい歌「おおきなたいこ」を歌いましょう。^^













KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。