レッスンログ 6月1日

今日は祝日。普段よりものんびりとした朝をお過ごしになった方も

多いのではないでしょうか?^^


さて、レッスンログです。

〈Elegante〉


「遠い日の歌」を、Maestosoのお姉さん達と合わせてみました。^^

初回ということで、まだまだ課題はたくさんありますが

歌とベルとピアノとが調和し、とても美しい響きを作り上げることが

できるのではと、大変楽しみです。


Eクラスは、のちほどEmailで個々の練習課題についてお送りしたいと思います。


良かった点。

全員がカウントの取りがだんだん良くなってきていること。

常に頭の中で「1と 2と 3と 4と」と数えることが出来る子が

増えてきていますね。素晴らしい。^^


この、裏拍「と」をカウントできるか否かで音楽は全然変わってきます。

ダンスもそうですが、この裏をとることで表現がひき締まってくるのです。


家で練習するときは必ずメトロノームで。

拍と同じタイミングで、「ベルを振っているか」ではなく

「音がなっているか」を確認します。

とにかくテンポ、タイミング。

メトロノームの振り子のタイミングを見て、振れれば

指揮に合わせることも難しくないはずです。


音源練習は、音だけにしかフォーカスできず、指揮に遅れます。

合奏の音源はあくまで参考音源。実際には生の人間が演奏するわけですから、

カラオケ、ではなく、自分が演奏を作っていくことを意識させましょう。

(合唱の音源は音とり用なので、ソルフェの助けにしてください)


ベルを持って帰ってもらっています。

真鍮製の方とは鳴り方の違いはありますが、「くぎ」の奏法に慣れるよう

ベルを振ってみてください。^^


次回も「遠い日の歌」をやります。

そして、中間期で発表できるよう「Frère Jacques」も

レッスン内で入れられるようにしていきたいので、忘れないようにしていきましょう。



〈Cantabile〉


先週お話した、「がなり立てない歌い方をキープ」という課題に

引き続き取り組んでいます。

気をつけながら発音出来る子が徐々に増えていますね。^^

喉を酷使しすぎないよう息の量を増やす、身体の中の息を使い切って

ブレスでたくさん吸う、が意識できるよう指導しています。


さて、今回は先週まで3週にわたって勉強してきた

「変化記号」について、再確認をしています。


宿題プリントを採点し、理解している、していない、という

個々の弱点が見て取れました。


まず9割の生徒がきちんと理解できていなかったのが、

「#♭を書く、適切な位置。」

①レッスン内で講義をして、

②プリントをやって(復習)、

③間違ったところを再確認、

という3段階でしっかり知識を身につけています。


先生の採点厳しいなぁ、このくらい〇でもいいのに・・・と

思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、

ここで、間違えたから、×だったから、印象に残る=覚える。

と思ってください。^^

音楽は、常に「丁寧でなければならない」それは

記述、演奏、全ての面で言えることです。

几帳面すぎるほど正確にできて、

その上で、演奏面での遊びをつけていく、のが順序。


今回のレッスンで③に取り組みましたので、学習として

頭にしっかり入っているはずです。^^


この「変化記号」の講義の中で欠かせない要素なのが

「半音 - Half note」と「全音 -Whole note」の定義です。

本当はこの辺をじっくり説明したいところですが、

今はこれで充分です。


もう少し算数の知識が身についてからの方が、このあたりは

スムーズですので、学年があがって適齢になってから

一緒に学んで行きたいと思います。^^


返却したプリントで、金のステッカーをもらった3名。

全問正解おめでとう!よくレッスンを聞いています。素晴らしい!

金ステッカーがなかったけれど、「大変よくできました」スタンプだった皆さんも

惜しい箇所が数点だけだったと思います。よく聞いています。おりこうさん!


このように、Cクラスでは楽曲理解に合わせて、楽典を学んでいきます。

歌だけでなく、ひとつひとつ学ぶ音楽の知識が、子供達の表現力を

大きく伸ばす助けとなっています。^^


さて、合唱のお話をしましょう。

「Jump!」は、皆大好きな歌で、早くこの歌うたいたい!!と大張り切り。

ユニゾンはとっても綺麗に歌えているのですが、

残念ながらハーモニーの箇所(2カッコの後、最後の方)はまだ課題が残るようです。


アルトさん、音をおうちで確認している子が多くいるのは

ちゃんと伝わっています!偉いですね。^^

しかし、


・音が取れている一人の子に頼りすぎて、その子が歌わないと音が0。

・歌を最初からフルで通すと、ノリノリになってアルトを歌うことを忘れちゃう。


といった感じで、せっかく上手になってきたのにその成果が

出しきれず勿体無い!という感想です。


♪いっしょに あるいてー いこうー ようーこそー

のところ、ドの音を喉で張り上げないように、眉毛を上げるように

顔の筋肉を引き上げて、響きのよい声を目指しましょう。


ソプラノさんは、歌詞間違いがなくて当然、と思って

合唱を引っ張っていく気持ちで歌いましょう。


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「村祭り」

前奏部分の確認と合わせで時間が来てしまいましたが、

同じ音を繰り返す、ということがなんと難しいことか、

特にアルト下の子は最初からずっと主音を歌いますので、大変重要な役目です。

次々と重なっていく音に迷わされず、ドーシシッシを歌いきれるよう

頑張りましょうね!^^


各パートの音とり用の練習音源を作りました。

Googleドライブでシェアしますので、該当する音源を使って譜読みと

音とりをの確認をしてみてください。


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このクラスは大変面白いことに

「アルトかっこいい!アルトやりたい!」という子が多く、

現アルトパートはほぼ全員がアルト希望です。(笑)

ハーモニーを作る方が「美味しい」と思える、その美味しさに

この年で気付けるのはすごいことですね!^^

音楽力が高い!


Cクラスの合唱、とっても大好きです。

良い合唱が作っていけるように頑張りましょうね。



〈Dynamico〉


よく頑張りましたね!!!!!!!!!!

きちんと課題に取り組んで、レッスンに臨んでくれた子。

大変お利口さんでした!!はなまる!!!


1stの子は8割が、

「先生~、もう最後まで吹けます。(途中で止めないでほしい)」

という子達で、大変感心いたしました(笑)すごいですね!


今週は私が2nd、のぞみ先生が1stを指導、確認しています。

各パート共通して言えることは、苦手な指回しがある箇所で、

勝手に自分のテンポで吹いてしまう子が大変多い、ということです。


1stで言えば、ラシドラシソラファソミファレミドレシドラシー の指、

2ndは、Dのラードーミーソーシーラソファミレー、の指。


今回の課題は

・Cから最後まで通してスラスラ吹けるようにする。

・テンポ116~120

・アクセントとスタッカートをつける


です。新しい譜読み部分は最後部分ですね。指のトンネルが多くあります。

難しい指回しはゆっくりのテンポから、確認、練習してください。


1stはだいぶスラスラ行ける子が増えましたね。テンポを上げ、さらに

自分の都合で止まらないように気をつけましょう。


この日レッスンで身につけた奏法があります。

「アクセントとスタッカート」です。


アクセント=その音を特に強く演奏する。

このときは、TUに力強く息を吹き込みます。吹き矢のイメージ。


スタッカート=その音を半分の長さで。

短く、ではなく、半分の長さに、が正しい回答です。

TUを舌と息で特に短く発音します。


なるほどなるほど、と実践して徐々にできるようになってきていますので、

反復していきましょう。^^大変よく頑張っています!


さて、この日のレッスンの最後に

今回の「エルクンバンチェロ」の鍵盤ハーモニカ、1st、2ndの

リーダーを発表しています。

オーケストラで言うところの、コンサートマスター、一番名誉な役職です。

選ばれた2名、おめでとう!

おうちで一生懸命練習してきたことが大変よく伝わったこと、

そして、レッスンを誰よりも真剣に聞いて、実践しましたね。

とても立派でした。^^


そして、打楽器のオーディションについて説明をしました。

この日のレッスンで、目標に到達できた、他を頑張れる余裕がある、

と私とのぞみ先生が判断した生徒に受けてもらうことになりました。

よく頑張りました!

正直、そのまま鍵盤ハーモニカに残って欲しい、と思うほど

上手な子(上達した子)ばかりです。惜しい・・・・(´;ω;`)


今回の打楽器編成は、


・ボンゴ

・スネアドラム

・サスペンダーシンバル

・アゴゴベル/シェイカー


になりますが、今回のオーディションは、ボンゴ、スネアの二種です。

希望に関わらず、二つの楽器をどちらも演奏してもらい選考します。

今回オーディションでボンゴ、スネアになれなかった子は

その他の3種類の楽器から好きなものを選んでもらう予定です。


ボンゴは初めて触る楽器ですので、演奏の仕方がわからないと思います。

最初から完璧を求めていませんので、大丈夫です、安心してください。^^

まずはリズムパターンを手で、ラップ(左右の太もも)を叩いて練習してみましょう。


スネアはスティックですので、そのままゴム板とスティックで練習します。

ご存知だとは思いますが、×はリムショット、●が皮面です。

テンポ116~120でさらってみてください。


以前もお話ししましたが、Term1始まった時の鍵盤ハーモニカの実力は

皆ほぼ一緒、全然といっていいほど差がなかった、つまり皆スタートは

同じでした。

ここからは、練習時間=実力に比例し、どんどん上手な子が頭いくつ分も

飛び出していきます。

やった分は必ず自分にかえってくる、確実な力となってついてきます。

できるようになっていく、成長していく我が子を楽しみに、

おうちであたたかくサポートしてもらいたいと思います。^^



〈Amabile〉


Term2も半分を過ぎ、とても積極的になってきたAクラスの

カワイコちゃん達。この日もよく頑張って30分集中できましたね。

お利口さんです!^^


強弱記号「f フォルテ」と「p ピアノ」を学びました。

大きく演奏する、小さく演奏する、を

「おおきなたいこ」の歌で実践しながら楽しく覚えましたね。^^

次回も「f」「p」を思い出しながら、歌ってみましょう。


そして、中間期のAクラス発表では「うみ」を歌いましょう。

次回からは立って、保護者の方を向きながら、指揮を見て歌う練習を

開始したいと思います。^^

今だけの可愛い姿を目に焼き付けてください!!!!

どんどん大きくなってしまうので!!!!

(さみしい)


そして、これまで習ったリズムをたくさん使った合奏にも

取り組んで行きましょう。

「小さな世界」です。

簡単なリズムパターンを繰り返し、子供達がどれを苦手とし

得意とするかなど、見させてもらい、その子に習得してもらいたい

リズムを選んで4種の楽器に割り当てをしました。


ですので、楽器で子供を選んだのではなく

リズムで子供を選んでいます。


音楽の拍を感じる「1,2,3,4」をまずは全員が身体になじませること、

その上にリズムをのせることを目指します。


まだまだ、音楽初心者のAクラスですので、「うちの子大丈夫かしら」

と思わずに、一歩ずつ確実に「できる」を増やす!

を目標にしていきましょう。^^


Googleドライブで「小さな世界」の練習音源をシェアします。

(旋律と、リズムが入っています。)

まずは配った楽譜を、子供と一緒に読みましょう!


÷のようなマークは、繰り返しマークですので、前の小節と同じ

リズムを繰り返します、という意味です。


子供達は全員、書いてあるリズムが自分で読めるはずですので

自発的に読ませてあげてください。


そして、音楽はまだかけずに、お母さんと一緒に

「うん たん うん たん・・・」など、そのリズムをお手手で叩いてみます。


それができたら楽器を持って、練習。

音楽をかけながら、合わせてみる。

ということをやってみます。


幼児1年目のクラスは、音感教育がメインとなり、この年に一番成長する

「感覚」を伸ばすことを目標にしています。

最初のうちは、音源や音をたくさん聞くことで「拍」「音の流れ」を

身体に染み込ませるようにしていきます。


その基礎の上に、楽典の要素が盛り込まれることになります。

感覚→思考、という流れです。


次回、合奏も区切りながら練習をしていきます。

まずは最初~Aの終わりまでを、できるようにしていきましょう!^^




KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。