レッスンログ 9月7日

9月。春がやってきましたね。

Term3のレッスンも残すところあと2回です。

大事に時間を使っていきましょう。^^


さて、今週のレッスンログです。

〈Elegante〉


だいぶ頭に楽譜が入ってきていますね。^^

毎週7人全員が、前回より良くなっていますので、もう一息!

頑張っていきましょう。


「主よ、人の望みの喜びよ」は暗譜での通し練習と、苦手ポイントに

特化してレッスンしています。


1Choir

まだ身体にリズムが入りきっていない様子もみられ、

通しの度に同じ箇所の間違い、ミスが目立ってしまい勿体ないですね!

家での練習とベルを持って皆と合わせるのではやはり勝手が違って

難しい。わかります。^^

しかし!だからこそ、基本に忠実に!!!


①1とと、2とと、3とと のカウントをしながら、

②ソルフェで歌いながら、素振り。


これしかないです!!!がんばって!!皆がんばれ!!!

あと一息です!


2Choir


よく練習してあります。旋律のつなぎも美しいです。

大きなミスはないので、ルーティーン練習、1日1回通しのペースで

大丈夫。暗譜を完璧にしていきましょう。


***************

今週は2チーム共に、楽譜をお母さんが見て、

子供達は楽譜なしで、上の①②を実践しながら暗譜練に取り組みましょう。

覚えのあやしいところを復習する、など取り組んでみましょうね。


次回、開演ベルの音出しを始めますので、準備してきてください。



〈Cantabile & Maestoso〉


合同練習が始まりました。^^お姉さん達が入ってくれて

Cantabileの子供達、嬉しそうですね!


さて、まずはCantabileの発表楽曲の練習。

「わんぱくマーチ」はだいぶ良くなってきています。^^

「アイノカタチ」は、まだまだ課題がたくさんですね!


先週のログで「全員が迷わず大体音を取れるようになってきた」

という達成点まで来たので、次の目標へと入りましょう、とお話しましたね。


・音をもっと正確に。


ソプラノ、アルト共に、適当に歌えている状態ではなく

正しい音にしっかり狙って声を出しましょう。


どういうことか、これを読んでピンと来ない方ももちろんいらっしゃると思いますので

まず以下を実践してみてください。

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①音源がある状態で、楽譜通り歌わせる。休みの小節もきちんと声にだして

1、2、3、4・・・とカウントさせて、これを録音してください。


②この録音を本人と一緒に聴いてください。


③音源のパート音(オーボエ音)とのズレを認識させます。


④特に苦手だと感じたところを、音源をまず歌わずに聴いて(楽譜を見ながら)

止めて、歌う。音を流して、止めて、歌う。の反復をします。

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音を正しく歌えない、という現象は、自分が正しい音から外れている自覚が

足りていないということ。

毎日何十分も練習するのは確かに大変なことですので、難しいとは思いますが、

1日に15分でいい。15分でいいので、

今日はここ、(例えば、B、Cなど)

と決めて「正しく聴く、正しく把握する、歌う」を繰り返す練習を

すると飛躍的に良くなってきます。


歌がなかなか上達しない、と感じる方もいらっしゃると思いますが、

正しい発声法、正しい聴音、を繰り返し繰り返し行うことで

必ず改善されることですので、音感を今の時期にしっかり作ると思って

チャレンジして欲しいです。


「生命の奇跡」ソリストに入ってもらって、まずはやってみました。

この曲大好き、と言ってくれる子も多く、嬉しかったですよ~!^^


さて、今後の課題です。

ソプラノ・アルト共に、ハーモニー部分の音のソルフェをもっと頑張ってきましょう。

Woo、や、Ahーで歌う前に必ず楽譜を読ませること。

何拍数えるのか、何拍伸ばすのかを自分で理解しないことには進みません。


そして、以前にもお話しましたが、

ソルフェをする際に、文字を書き入れてしまうことは

子供の成長を妨げますので、絶対にしないようにしてください。


これは、読めない漢字にルビをふることと同じ。

読めない英語の単語に、カタカナで読み方を書くのと同じです。


楽譜は、この音符という丸い玉が拍の長さと、音の高さを、線に乗せて

教えてくれているものです。カタカナでルビをしてしまうと

その音の高低がわからない子になります。

つまりいつまでも音が取れない。


音程感を鍛えるためには、週に1度のレッスンはもちろん、

①自宅練習の際に、楽譜を毎回自分で読ませること。

②手で音階を作って歌わせること。

が大事です。


②は、発声練習のときに、手で音階を作っていますね。これです。

おへそあたりをドの位置だとしたら、ファはどの辺になるかな?

ド、レ、ミ、ファ、階段のように指し示して、これだけ離れているから

これだけ高く歌うんだ。

同様に、ソから下のレに飛ぶときは、どうだろう。

ソ、ファ、ミ、レ・・、あぁ、この辺まで下がるんだな、

というように、身体と一緒に覚えていきます。


このログを皆さん毎週読んでくださっていると私は信じておりますので、

これを元に、毎日の忙しい中、練習に励んでくださっている子供たち、

ご家庭がたくさんいらっしゃること、本当に嬉しく思います。

その家での努力は確実にレッスンで見えて、やってきた子のちからは

めきめきと伸びております。^^


次のステップ、と話したこの内容は、難しく感じるかもしれませんが

レッスンでやったことを、実りあるものへと成長させるために

欠かせないプロセスであること、

「そうか、先生こんなことを言っているので、やってみよう」と

思って下さると、さらに嬉しいです!


ここに書いてあることは、レッスンでも実践し、練習していることですので

おうちでも是非取り込んで頂きたいと思います。^^


〈Dynamico〉


よく練習してあります!!!おりこうさん!!

特にDクラスは鍵盤ハーモニカ実習が、音の読みや感覚を物凄く引き上げて

くれているので、楽譜に対しての不安が大変少ないですね。

よく努力しています!立派です!!!

音楽のちからを付けるには、まず「拍を感じる」「読む」「歌う」です。

Dの子達はその練習スタイルが確立していますね。素晴らしい。

その調子で、歌(合唱)にもそのスタイルを定着させましょう。


「ヘングレ」

確実によくなっています。毎回毎回の通しが本当に美しくなっています。

皆の表情にも、だんだん余裕が見られるようになりました。


2nd、とても上達していますが、どうしてもB~C~Dの中間のタイで

つなぐ音でロストしますので、要注意。

1stもとても上手ですが、必ず指揮をみるように。

3rd、すごくよくなりました。ミスも少なく、立派。

Org.よくなってます!!!最後の切り、とてもよかった!


引き続き、1日1ヘングレ、おねがいします。



「いだてん」


よくソルフェしてあります!立派!


鍵盤ハーモニカ

頭のファンファーレ箇所は

ファ・ソミド ファ・ソミド が全員すごく早くなってしまうので、

その箇所は本来「ファッファファファ ソミド ファッファファファ ソミド」と

他の音が入る事を念頭において、必ず頭で歌うようにしましょう。


タンギング練習、TuTuTuTu・・・・で、吹く前に必ず「Tu」で歌う練習を

するとすごく良くなりますよ!やってみてください。


打楽器

自分の出番に入ってこれないのが大変勿体無い!

自分の出番より前を、ぼーっとしないように、必ずカウントするクセをつけること。

音源だけを頼りに練習しないこと。

音源をつけずに、メトロノームをかけて、カウントも全て含めて

自分の箇所に入る練習をしてください。


シンセ

打楽器と同じく、カウントをとっていないために入ってこれないのが残念!

音だけで覚えない。数える、数える!!!!

小節を数える!!!!


***************

合奏は、人の音を頼りにしすぎると、絶対にロストします。

家での練習は、全員、前後のカウントを自分で数えるトレーニングを含め、

やってみてください。


次回の目標は、頭~ドラムSoliまで通すことです。

大変よくできています!!Dクラス、頑張ってる!!えらい!!!




〈Amabile〉


順調です!^^歌も合奏もいい感じですね。

Cantabileの皆が入ってくれての歌練習は、張り合いがあるようで

気合の入った「村祭り」を聞かせてくれて嬉しいです(笑)


次回から「われは海の子」に入ります。

以前にシェアした動画などを、家で流して、一緒に歌を歌ってみてください。


このクラスはあと2週したら10月からはStudent Onlyです。

それまでに、しっかり合奏の練習を家で取り組んでください。


カスタネット

3人でリズムをしっかり合わせられるように、頑張りましょう。

とにかく反復練習しかないので!!!おうちでの練習に励んでください。


トライアングル

大変よくできています。立派!よく練習してあります。

握りもOKですね。Dの練習に積極的に入ってください。


タンバリン

上手。よく音楽を聞けて、合図(指揮)も見れています。

シャラララの箇所は、

1,2,3/1,2,3,4 だと思って練習してみてください。


ウッドブロック

よくできています。引き続き通し練をしていきましょうね。

DからがW/Bの美味しいポイントです。次回D以降に入りますので

練習を重ねておいてください。


グロッケン

きちんと音が聞こえていますよ!えらい。

もう少し大きな音で鳴らしてOKですので、スナップをきかせて

打つ練習をしましょう。スライドホイッスルの練習に入ってください。



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「The Waltzing Cat」は編成は元々少ない楽曲です。

曲の流れがpだったりfだったりと、ダイナミクスの変化がありますので

合わせを進めるうちに、

「ここは曲が静かだから、楽器の数を減らします」という調整も

この先あるかもしれません。


合奏になると、他のお友達の音が気になっておうちでの練習のように

たたけないこともあるかと思いますが、

それを含めてのレッスンですので、毎回のレッスンで練習の成果を出せるように

リズムと仲良くなりましょうね。^^



KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。