レッスンログ 6月20日

昨日は夏至でしたね。^^

昼の時間が最も短くなる日、といってもあまり体感できずに

過ぎ去っていきましたが、

そういえば南半球でも「夏至 -Summer Solstice」と呼ぶのかな?

と思って調べてみたら、冬に向かう南半球でも

天文学上は「夏至」と呼んで合っているとのこと。

へぇ~~なるほど。人間、いくつになっても学ぶことだらけですね。


さて、今週のレッスンログです。

〈Amabile〉

どんどん新しい事を学び、ひとつひとつ成長しているAクラスの子供達。

この日は4拍子と3拍子について、学びましたね。^^

他にも6拍子、2拍子、変拍子の中では5拍子は7拍子などもありますが、

まずは基本の「4と3」のカウントを身につけていきましょう。


音楽のトレーニングは、1日にしてならず。

勉強や運動と同じく、反復して身体に覚えさせる、頭に記憶させることが

大切ですね。これまでKANADEで習った歌は4拍子でカウントできる曲が

多くありますので、足踏みをしながら「1,2,3,4 1,2,3,4」と

お母さん、お父さんと一緒に繰り返し数える練習をしてみましょう。


また、3拍子は慣れないうちはとても難しく感じるものですが、

レッスンで私が歌ってみた「ぞうさん」は、子供達が一番よく知る

3拍子の曲です。音楽を流しながら、「1,2,3 1,2,3」とカウント練習を

してみましょう。


ということで、3拍子の歌に馴染んでくために

次回はこちらを歌います。

「うみ」です。3番まで歌いますので、歌詞も覚えられるように

お母さんのお口の開け方を見せながら、歌ってみてください。^^



〈Brillante〉

鍵盤ハーモニカ、基礎練習のステップを無事終了しました!

真面目に一生懸命取り組んだ子供達、とてもよく頑張りましたね。

高いソラシドレの練習曲は、音のジャンプが大きい幅であるので

次の音でどこに着地すればいいのかをパッと判断する良い練習に

なったと思います。花丸!


さて、次は「月の光」です。フランス民謡で、よく知られているメロディーですね。

これを鍵盤ハーモニカで二部合奏に仕上げていきます。

リズムは皆の慣れ親しんだ「たん」と「たーあー」ばかり、

ひとつ付点二分音符(たーあーあー)があるので注意しましょう。

楽譜の進行も、レッスンでおさらいした通りです。

ゆっくりから自力で読ませて(横で励ましてあげてください!)

ソルフェージュで歌えるようになったら、楽器で練習します。

余裕がありそうな子は、2ndも練習してみてください。^^


合唱は「たきび」、音程が不明瞭な箇所をソルフェージュで歌ってみて確認し、

その後に歌詞を当てはめていきました。

音程を意識するのとしないのとでは、歌の仕上がりは全然違ってきます。

今回のレッスンのように、少しずつ抜き出しながら、ソルフェを交え

正しい音程で自信をもって歌えるよう、トレーニングしていきます。


お母さん、お父さんの前で歌を発表してみましたね!

前回の「虫の声」よりも自信をもって、きれいに歌えていました。

よく頑張りましたね、すばらしい☆


次回「たのしいね」を歌いましょう。

♪あーーわせーてみようーー の箇所、音が高いですが、

へんてこな音程にならないように、がなり立てないよう

狙って歌いましょう。^^

次回音出しするのを楽しみにしています。



〈Cantabile〉

かわいいCクラスの皆、よく頑張っています!^^

この日で「赤鬼青鬼」は、おしまい。

アルトさん、つられやすい音だったと思いますが、頑張って

あきらめずに歌えました!ソプラノさん、美しかったですよ。

ポテンシャルの高い子供達のそろったクラスですので、

アーティキュレーションを表現しながら歌うところは、もっとできるはず。

これからバシバシ鍛え上げてまいります。^^


皆、口をそろえて「この歌すき!」「定期演奏会で歌いたい!」と

いう「もみじ」、よく練習してあって今年のCクラスの歌唱の中では

一番出来が良いですよ~!^^

歌唱レベルが上がってきているので、「欲を言えば、このへんもっと高くほしい」

とか「もっと表現しよう!」という部分が出てきますが、

これは大変贅沢な欲、そして素晴らしいステップアップでして、

Maestosoを教えているときのような、教えた分だけしっかり還ってくる、

良いレスポンスを期待できるレッスンになってきている証拠です。


今回ビデオを撮って、YoutubeにUPしています。(限定公開です)

KANADEのチャンネルに、3年前(2017)の定期「大きな古時計」がありますので

是非聞き比べてみてください。

この年月で、どれだけ子供達が大きく成長したか、歌唱の素晴らしい上達を

感じることができると思います。^^


さて、定期に向けて、ソプラノ/アルトのパート分けを行いました。

基本的には個人の希望を通していますが、自分がどちらかわからない、

という子は一人ずつ発声させて、私が割り振っています。

メールでパート分けを送るので、確認してみてください。


次回「夢の世界を」を歌います。

これは二部合唱の登竜門、きちんと歌えるように基礎をつけた子供達が

歌うのにふさわしい、美しいハーモニーを作れる曲です。


★ソプラノ参考音源★

★アルト参考音源★


合唱曲の作曲家として大変有名な橋本祥路さんの作品です。

歌詞の世界観が青春を感じてまぶしいですね・・・!

ぜひ楽しみながら練習してみてください。^^



〈Dynamico〉

演奏の表現をさらに向上させるべく、頑張っています!

レッスンの場でしか体験できない、学ぶことができない「感覚」や

「緊張」、そして先生の圧(←)。

短いレッスン時間でよく吸収しています。大変Good Work!です!


全体、チームごと、ともによく磨かれてきていますので

次回公開レッスンを実施します。


今回のレッスンで注意されたところ、特に


・長い音符(二分音符や、付点四分、など)をギリギリまで吹く

・それぞれのチーム内で音のバランスをそろえる

(もっと吹いて!と言われた子、押さえて!と言われた子、共に

チーム内のバランスを大事にしよう)

・仲間とブレスをそろえる

・八分音符三つをアウフタクトでもっている箇所は「おいしい」、

次の小節の1拍目に向けて息を流す


という点をおさらいしておきましょうね!^^

皆とてもよく頑張っています。次回お母さん、お父さんに

実際に聞いてもらえるのをきっと楽しみにしていると思います。

どうぞ、あたたかい拍手とともに見守ってあげてください。



KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。