レッスンログ 7月4日

早いもので、もう冬のスクールホリデーへと突入しましたね。

今年は変則で12月までホリデー中もレッスン有り、になりましたが、

ぜひぜひ頑張って、そして楽しんで通ってもらえたら嬉しいです。^^


さて、レッスンログに参りましょう!

〈Amabile〉

毎週とってもおりこうさんで、元気いっぱいのAクラス。

この日も大変よく頑張りましたね。^^


毎週のルーティーンである「やまびこごっこ」は

回を重ねるごとに音や気持ちが揃ってきていて、

そして一人一人声がよく出るようになってきました!


三拍子のリトミックは、導入したばかりですが

上手に「1,2,3」とステップを踏める子が増えていましたね。

「うみ」は、三拍子を感じながら気持ちよく歌えていました。

次回も三拍子のリズムに親しめるよう、かわいいワルツを歌います。

おうちでこの歌を歌いながら、三拍子のリトミックにもチャレンジしてみましょう!


さて、この日は長い音価の音符(たーあー/たーあーあーあー)を

トライアングル、タンバリンを使って演奏するレッスンをしましたね。

カスタネットは、短い打音しか出ないので、

拍を感じるときに伸音は前に手を伸ばし身体でカウントをとれますが

音が伸ばせる楽器の場合は、頭の中でカウントをとらないといけません。

子供にとって、早い拍を休みなく叩くよりも

「カウントを待つ」方がずっと難しいものです。

音楽はとにかく数える練習が基本、この癖を幼少期からつけることで

今後の音楽力がぐんと変わってきます。

根気よくトライしましょうね。^^


そして、お友達と違うリズムを叩くこと、とても難しく感じますよね。

自分のリズムをキープするトレーニングを重ねて、

素敵な合奏ができるように成長していきましょう!


次回は3パートに分けてリズム練習、

そしていよいよ合奏譜を配布します!

Aクラス初めての合奏、楽しみですね!^^



〈Brillante〉

「つきのひかり」2回目のレッスン、よく頑張りましたね!

一人で練習しているときとは違う感覚、

人と合わせて吹くことは、簡単なことではありませんが

おうちでの練習の成果を出し切ることを、まずは当面の目標として

励ましてあげてください。^^


おりこうさんたち、曲が始まる前にしっかり先生を見れています。

中には2小節単位で、私を見れる子もいて素晴らしかったですね。

合奏力がついてきています。


もっと美しい音、演奏にするため大事なこと

・皆とブレスをそろえる

・息の強さを合わせる

・音の終わりの長さをピッタリそろえる

この3つができるように、今年度鍵盤ハーモニカを頑張っていきたいですね。


今回まちがえちゃったところがあった子、

特に2ndのB、全音符が3つある箇所は頭の中でカウントを

勝手にはやめてしまって、どこを吹いているかわからなくなりがちですので

しっかり「1,2,3,4」のカウントをソルフェージュでとるといいでしょう。


次回仕上げに入りますので、1st/2nd共に苦手がないように

練習してみてください。^^


さて、お歌です。

「たなばたさま」毎年中間期で歌っている季節行事の歌でもあります。

色彩が豊かで、空間の大きさも感じる素敵な歌詞で

私も大好きな歌です。毎年やりますので、大事に歌っていきましょう。


「たのしいね」先週よりも自信をもって歌えていましたね!

手拍子も上手でした。^^


毎週発声練習で、一人一人どのくらいの限界音域なのか

外しやすい音は何かを近くで聞いています。

外れた音をそのままにしないことは大変大事なことですので

レッスン中は必ず真横に行って音を直すようにしていますが、

おうちで歌っているときに正しい音にはまっていないようだったら

まず、正しい音を聞かせて(鳴らして)その音にぴったり合うように

声を出させる練習をしてみてください。

日頃気を付けていると、飛躍的に改善します。


次回の歌、楽譜を家に置き忘れてきてしまい・・・m(__)m

すみませんでした!

こちらをやろうと思います。

「南の島のハメハメハ大王」です。

奥さん、朝日の後で起きてきて夕日の前に寝てしまう優雅な生活、

どんなだよ。といつも思っていました(笑)

子供のころは、風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みしちゃうなんて

うらやましい!と思っていましたが、NZに暮らすようになって

本当に歌の通りのことがあるとは・・・と軽い衝撃を受けました。

ということで、おうちで楽しんで歌ってみてください。^^



〈Cantabile〉

このクラスは本当にかわいくて(笑)

私が歩くと子供達が小鴨のように後ろにくっついてまわるんですね。^^

そのたびに「ねーー!席に戻ってー!(笑)」となるんですが、

えへへへーー!と笑いながら小走りに戻っていってて、

座って待っている子たちもそれをニコニコ見ていて、

とっても朗らかで和やかで良い雰囲気です。

笑顔はいつもあふれているけど、歌い始めると全員本気、という

切り替えの良さも素晴らしいです。^^


この日はまず季節行事の歌「たなばたさま」を

中間期バージョンで歌いました。

さすがにこの曲は毎年ちゃんと歌っているのでよく覚えていましたね!

シニアクラスがいないので、中間部の美しいハーモニーに

初めてCクラスが挑戦。

Sop.Alto.に分かれて二部で音取り、通しにチャレンジしました。

2020年の「たなばたさま」として、残しておこうと録画しましたので

後で是非観てみてください。^^

来年は本番で、これより素敵な「たなばたさま」を皆で歌えますように。


「夢の世界を」レッスン2回目ですね。

・口をもっとはっきり開けること

・音程をしゃくったり、落ちてきたりは気持ち悪いので、

音の切り替えはきっぱりと、決して雑に歌わないこと

・ただ口だけ開けたのではほっぺたが落ちてゾンビみたいになる。

ほっぺたの筋肉もしっかり上げること→音程をキープできる


を重点にレッスンしています。

抜き出して歌うととても気を使って歌えるのですが、

合わせると忘れてしまう(そういうものですw)ので

まだまだ合わせ慣れが必要、全員が考えながら歌えるように

おうちで気にしながらおさらいしてください。


こちらもビデオ撮りましたので、レッスンログと合わせて

確認してみてください。^^



Dynamico

「やったーーー!ドラえもんーーー!!!」と大喜びの子供達。

かわいい・・・♥ロックダウンで中断してしまった合奏を

とても楽しみにしていてくれたとのこと。


日本の中高の吹奏楽部、合唱部は皆今年は合奏/合唱ができず、

音楽の授業は合唱以外、鑑賞や箏など密集を避けるものしかできないようで、

音楽を愛する子供達は皆苦しい思いをしていると思います。

KANADEの子供達は幸い、音楽活動を再開でき

「音楽ができる」当たり前の日常のありがたさを、

皆の嬉しそうな顔を見て改めて再確認しました。

日本の子供達にも、何の不安もなく音楽ができる日が早く来ますように!


さて、話を戻しまして。

「ドラえもん」大変久しぶりの合わせ。個人技は衰えることなく

一人一人立派に演奏ができていました。よく練習してあります。

立派でした。^^


今回は「一人一人音を出しました!」という段階、

合奏力としては当然ですが低下してしまっているので

そこをしっかり、レッスンで高めてまいります。^^


皆さんよくご存じの通り、

合奏/合唱は「自分だけ良ければいい」という演奏では

決して美しい完成には仕上がりません。


①自分の技術を高め、確かなものにする。 ←★ここはクリア!

②周りの音を聴く余裕をもち、

 ・ブレスなどのタイミングを合わせる

 ・奏法やリズムを合わせる

 ・音量バランスをそろえる

↑★次の目標はこの②。


です!各楽器の改善点を下記に書きます。

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●鍵盤ハーモニカ

自分の楽な吹き方に変えてしまっていて、メロディーがだれてしまっているのが

惜しいところです。タンギングなのか、スラーなのか。

アクセントなのか普通なのか。mpなのかfなのか。

演奏に変化が見えるともっと良くなります。

レッスンで指摘されたところをよくおさらいしましょう。


A:ドッドレドラソ ファ・レ・ファ←ここはセパレートです。

Tu Tu Tuです。

1カッコ、2カッコの、ファソファ←こっちはスラーです。

Tu-lu-lu-です。


B:ファーソラー ファーソラー ←これはlegatoでmp、

 ファドドレ ファレドラ ←これは全部タンギングではっきり、fです。


こういう細かい差を表現できると、もっともっと良くなりますよ!

fは苦しいと思うまで吹く!mpは普通に吹く。でOK。


歌のところ、恥ずかしがらずにどうぞ!



ピアノ

全体的に出し過ぎだったので、音量修正しています。

抑えるところ抑えて、出すとこ出す。ということでちょっと注意したら

飛躍的に良くなりました。^^練習中もそれを気を付けてみましょう。

よくできてます!指揮もよく確認できています。



●Glock./ Xylo.

八分音符連打が早くなりやすいので、テンポkeepを心がけましょう。

休符を身体でしっかり感じることで、もっと上手に聞こえます。

鍵盤ハーモニカと同じように、しっかりブレスをして入ってきましょう。


D:ファーファラードーレードー の旋律、

付点四分音符の音価(長さ)が安定せず、メロディーが崩れます。

「たーた たんたん」と後ろ拍を感じて演奏する癖をつけましょう。

ピアノの追っかけなので、このリズムを崩さないように注意。


●Snare Dr./Tenor Dr.

mpの箇所はうんと落として、mfも今より1段階落としましょう。

fでしっかりほしいポイントはCの1小節前などの「たたたたた!」という

八分音符の連打。他は大きく叩かなくてもすごい聞こえますので大丈夫です。^^

二人とも良いチームワークで安定しています。

この音量バランスをレッスンで注意したら、とってもクリアになりました。

よく指示聞けています。


Bからのスネア、「うんうん うたたた」のリズム、少し後ろに詰まるので

八分休符「う」を身体で感じて入るようにするともっと良くなります。

Dからのリムショット、スネアの上側を叩いてみましょうか。

こっち側に聞こえやすくなると思います。試してみましょう。^^

(Aの前は変更しなくていいです!)

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皆とても生き生きと頑張っています!^^

次回もとても楽しみです!

KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。