レッスンログ 7月11日

毎朝外が暗く、夕暮れも早い時期ですが

ほんの少しだけ、日の入りが遅くなったことが嬉しいです。

まだまだ冬は始まったばかりですが、我が家の庭のこぶしは今満開。

葉っぱも芽吹いていない中の花は余計きれいに感じます。^^


さて、今週のレッスンログです。

〈Amabile〉

リズムパターンの練習で力を付けてきたAクラスも

いよいよ合奏に挑戦します!


「きらきら星」の楽譜が皆さんのもとにわたりましたね。

最初は難しく感じるかもしれませんが、皆さんがロックダウン時に

おうちでやっていた「リズム練習」がA4サイズにおさまっただけです。

①自分でリズムを読む。

②楽譜を目で追う。

まずこの二つを心がけながら、1番(リハーサルマークA~Bの手前)

をできるようにしましょう!


子供に「泳げるようになってほしいから」といって

いきなり我が子を一人水に放り込む親御さんはいないと思います。

そんなことしたら水が嫌い/苦手になってしまいますよね。

最初は大人が一緒に水に入るでしょうし、

顔をつけるときも手をつなぎ、けのびのときも最初は手を支え

泳ぐ基礎ができるまでは、傍で必ずサポートする人が必要ですね。


音楽も同様に、最初数年は保護者と一緒に練習する時間が必須です。

そのうち定期前はStudent Onlyのレッスンの日がやってきますが、

おうちでのサポート方法を、保護者アテンド有りの時期に

一緒に学んでいってください。^^


レッスンはあくまで、種まきです。

その種を発芽させるために、花を咲かせるために

手をかけてあげてください。

一緒に並走してあげられる期間は、わずかです。

それから先、子供は親の手を放して立派に歩んでいきます。

うちの上の子も、音楽に関してはもう私の手を必要と

しなくなりました。早いものです。^^


さて、歌はもう一度「山のワルツ」を歌います。

KANADEにおいて、歌は基本。

全員が絶対音で歌えるようになることを目標にしていますので

ここも手を抜かず、楽しくおうちで歌う習慣をつけましょうね!


そしてこれは初めにもお願いしたことですが、

レッスン中の保護者の私語、スマホいじりはどうぞご遠慮ください。

子供達の集中力がもっていかれます。後ろを振り向く子がいます。

一人後ろを向けば、隣の子も向きます。連鎖します。

子供にとって、切れた集中をもう一度つなぐことはとても時間がかかります。

一生懸命取り組んでいる子のことを想って、どうぞご配慮をお願いします。



〈Brillante〉

「つきのひかり」全員とっても上手に演奏できるようになりましたね!

みるみる上手になっていくBクラスの皆さん、頼もしいです。^^


次の曲は「スケーターズワルツ」です。

段が増えて、急に楽譜が難しくなったような気がしますよね!

大丈夫、音符やリズムは既習のものばかりです。^^

この日は皆でホワイトボードを見ながら一緒に読んでみましたね。

自分ひとりではまだまだ不安があるかもしれませんが

お父さん、お母さんと一緒にソルフェージュから始めてみてください。

まずは前半部分、A~1カッコ、Repeatして2カッコ、

ここまで頑張ってみましょう!


歌は「南の島のハメハメハ大王」を次回も歌いますので

おうちでたくさん歌っておいてください!


合奏/合唱共に「タイ」について学びましたね。

隣り合う、同じ高さの音を「Tie(結ぶ)」して

長い音価にするアーティキュレーションです。

これからもよく出てきますので、繰り返し学び覚えていきましょう。



Cantabile

公開レッスンでした!

中間期発表会でお聞かせすることが叶わなかったCクラスの合唱、

私個人としてはずーっと保護者の皆さんにお聞かせしたくて

仕方なかったので、やっと!という感じです。

今回ご覧になっていかがでしたか?^^

昨年の定期よりも、今年のジャパンデーよりも、

ぐんと上手になったと感じて頂けていればうれしいです!


この日はとってもおりこうさん、そして静かで、

いつも通りの雰囲気ではなかったのですが(笑)

保護者の皆さんに見られている久しぶりの緊張感が

子供達に大いに刺激になったようです。^^

細かな音程の調整や、表現、音のまとまり、飛ぶ方向、

指導したことを一生懸命反映させようと努力する

KANADEの子供達はとても立派です!


「もみじ」「夢の世界を」共に、二部合唱でご披露し、

新しく、季節の歌「ペチカ」に入りましたね。

日本の音楽史を語るからには欠かせない「山田耕筰」「北原白秋」。

たった6小節の短いフレーズなのに、捨て音のない「聴かせる音楽」を

作る山田耕筰の天才さが光ります。

Cクラスの澄んだ歌声で、この「ペチカ」を上手に歌い上げたいと思います。

鮫島由美子(Sop.)さんの美しい「ペチカ」を参考音源につけます。



これから定期の発表曲を順次導入していきます。

この「ペチカ」は今年の童謡メドレーに入れる予定です。

本当は今週もう一曲、定期の歌を導入する予定でいたのですが

日本から楽譜がまだ届かないので(´;ω;`)、もう一曲別の歌をかませます。


次に皆様にお聞かせできるのは11月末。

それまでにまた大きく大きく枝葉を伸ばしていけるはずです。

どうぞ楽しみになさっていてくださいね!!



〈Dynamico〉

2回目の公開レッスン。

この「ドラえもん」そして前回の「Londonderry」を

中間期でお聞かせする予定でしたので、無事に保護者の皆さんに

お届けできてよかったです。^^


今回のレッスンでは仕上げということで、音のまとまりと表現を

意識して頑張れましたね。

どうしても一人で練習しているときは、ここまでストリクトに

なれないことがあると思いますが、合奏の局面で集中力をもって

演奏時に最大の注意を払って表現できたこと、

大変立派でした!花丸!!!


次回「人生のメリーゴーランド」に入ります。素敵な楽曲。

皆もきっと美しい音楽にのって、気持ちよく演奏できると思います。

音源は、大体こんな感じにテンポが揺れますよ、という参考にしてください。

レッスンでは指揮に沿って音楽が動いていく、この感じを

しっかり体得していきます。

まずはまだ慣れない6/8の譜読みと拍に合わせての演奏ができるように

確実にメトロノームで練習してください。


次回の音だし、楽しみにしています!^^




KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。