レッスンログ 7月18日

スクールホリデーが終わり、今日からTerm3が始まりました。

晴天に恵まれて、気持ちの良いスタートがきれそうですね!


さて、今週のレッスンログです。

〈Amabile〉

リトミックやレッスン開始のルーティーンも

すっかりお手の物、余裕が出てとても素敵な表情を

見せてくれるようになったAクラスの皆さん。

お歌や合奏にも積極的に取りくめて、大変立派です!


「山のワルツ」は動物が出てきてとてもかわいい曲でしたね。

ひざを叩きながら、またリズムにのりながら、

音楽の拍子感を身体に覚えさせることで

1拍目を意識した歌唱ができるようにトレーニングされていきます。


次回は、この日合奏で習った四分の二拍子の曲を歌いましょう。

皆とてもよく知っている童謡かもしれませんね。^^

この曲は2/4ですので、1,2 1,2 と進みます。

「その手を 上に」のあたりは、歌の音程がしっかりとれない幼児が

多いので、一緒に歌う際は、正しい音程で歌えているかも

注意深く聴いてあげるといいでしょう。

おうちでは手遊びを付けて歌ってみましょうね。


さて、合奏「きらきらぼし」です。

おうちで練習してきてくれた皆さん、大変すばらしかったですね。

全員で合わせてみると不安になってしまったようですが

パートごとでの演奏は、上手にできていました。^^


合奏の難しいところはまさにこれで、一人ならできる、同じ楽器の

お友達とならできるけど、皆で合わせると途端にできなくなってしまう・・・

これを徐々に克服していくわけですが、

ではどうやって周りに惑わされずに演奏できるか。

これは一重に、「自分の演奏に余裕をもつ以外にない」んですね。


おうちでの練習では、余裕が出るまで反復練習するのはもちろん、

「もう絶対平気、絶対間違えない」という状態になったら

1日1きらきらぼし、だと思って日々のルーティーンに加えて

練習を日常に取り入れましょう。


この日はB~(二番の歌詞)のリズムを学習しましたね。

八分音符が入る楽器もあれば、奏法が難しくなる楽器もありました。

とても頭を使いますし、AからBのリズム切り替えで集中力を要します。

コツコツと練習を続けて、おほしさまの「れんしゅうがんばったよ!シート」に

色を塗って「できる自分!」を感じられるよう、たくさん褒めて励ましながら

進めていきましょうね。



〈Brillante〉

「スケーターズワルツ」の初音出しでしたね!

皆さんとてもよく頑張って練習してきてくれました。

中には練習欄が書くところがないほどの子もいましたね!

その成果がしっかりレッスンで発揮できていました。^^拍手!


このAの部分は、特にタンギングや奏法といったところで

つまづくことはなかったかもしれませんが、

ややこしいのが指使いですね。


①16~17小節目の移り変わりで、1→3に指が変わるところ

②1カッコのリピートでAに戻ったところ、ドに1→ミに1へ指を移動させるところ


主にこの2か所でつっかえてしまう子が多かったので

気を付けながら練習してみましょう!


この日はBからの譜読みを一緒にやりましたね。

div.のパートを決めました。以前もお話ししたように、

子供にとって、早いリズムを吹くよりも、伸ばしを待つ方が難しいものですので、

このBからの付点2分音符「たーあーあー」を3拍分しっかり頭の中で数えて

伸ばせるように頑張ってみましょう。


ソシシ ソシシ の部分のタンギングは「トゥールットゥ」、

スラーとスタッカートが混合していますので、「tu tu tu」や「lu-lu-lu-」で

吹かないよう、アーティキュレーションに注意です。


1カッコ/2カッコは全てスタッカートがついていますので

「トゥッ トゥッ トゥッ」とタンギングができるよう、

子供の耳元や頭の上で、しつこくお父さんお母さんが

「トゥッ トゥッ トゥッ トゥッ トゥッ トゥッ・・・」と

言ってあげてください。舌できちんと唄口を遮って音(息)を遮断します。

NG例→「ふー ふー ふー ふー ふー ふー」

これダメです。


音自体は難しくないので、「みそしるは?」の中のどれかな?

みそしるは?以外のところだったら、ミの一個上なに?シの一個下なに?と

大人が導いてあげて、自分の頭で考えさせましょう。

まだまだ「答えをくれることを待つ」年齢です。

自発的に脳を使う、考える訓練だと思って取り組みましょう。


さて、歌は「ハメハメハ大王」の二回目でしたね。

「タイ」の思い出し、よく覚えていました。おりこうさん!

先週よりも声がしっかり出るようになっていましたよ。^^


こうしてBクラスは、Aクラス同様に曲数をなるべく多く

2週に1曲のペースで歌っていき、語彙を増やすことももちろん

さまざまな曲調、音の感じ、これらを沢山積み重ねていきます。

皆の頭や心の中にある「音楽箱」にいっぱい音楽をいれていきましょうね!


次は「クラリネットこわしちゃった」です。

私は昔ボニージャックスが歌っていた版がすごく好きでした!

すごい早いんです。(笑)


さて、こちらはレッスンで説明した2/2の曲でしたね。

また次回おさらいします。まずはおうちで楽しんで歌ってみましょう!


この先、これが終わると定期演奏会の練習に入ります。

それまでと違って、一点集中、その曲を

発表できるレベルまで歌いこむレッスンに入ります。

Bの皆さんは、だんだん上手に歌えるようになってきていますので

自信をもって、皆の綺麗な声をレッスンで聴かせてくださいね。^^



〈Cantabile〉

あれ、先週の静かさはどこへ・・・?(。´・ω・)?

というほど、打って変わって元気はつらつなCクラスでした(笑)

そんな猫っかぶりもかわいいCantabileちゃん達です。^^


さあ、先週導入した「ペチカ」ですが、

よくおうちで練習してきてくれた子が多かったですね。

とても美しい、叙情的な「ペチカ」を歌えました。素晴らしい!

歌声に気持ちを乗せることは、なかなかに難しい事ですが

ひとりひとりの頭の中にある「ペチカ」の情景が

きちんと一致していることがわかるような、声色でした。


とても上手でしたので4人ずつのグループごとに、前で発表してもらいました。

全体で歌うよりも勇気がいりますよね。

声が震えちゃうような、足がすくむような気持ちだったと思いますが

大変よく、挑戦してくれました。


今回は2グループやって時間切れになってしまったので、

残り2グループ(アルトさんたちですね)は次回発表しましょう。

発表が終わったグループも、全体ではまた歌唱しますので

歌いなれておいてくださいね。


1曲、新しい合唱曲を配布しました。

「Believe」です。


Youtubeに沢山「Believe」の動画はあるのですが、

アレンジ違いやボカロ、いまいちな歌声、などでどれを選ぶか

とても迷いました。

正直、今回「ペチカ」が上手だったことや

「もみじ」「夢の世界を」もそうですが

参考音源の歌声が美しければ美しいほど、子供達はそれに寄せてくることが

顕著に現れました。私が一緒に、目の前で歌うのは週に1度、

あとはおうちでの練習になってしまうので、それを補填するために

家で聞くものが美しい声であること、お手本になるものを

なるべく参考に選んでいきたいと思います。


↑に貼った参考音源は、混声三部のものですが

歌声がきれいなので、歌詞の発音など参考にしてください。

音とりのサポートにはこちら↓を参考にしてください。

合唱も合奏もですが、基本はどれだけ丁寧にソルフェージュができるか。

これで上達に差が出ます。

二部に分かれるところは特に、Sop./Alto共にしっかり階名で歌って

音を確認してから歌詞を入れると、もっと上手に歌えます。

次回レッスンで、その部分ソルフェでしっかり音の再確認をしますが

おうちでの予習で読んでおいてください。^^


余談ですが、東京芸大卒業生のリモート演奏の「Believe」、とても美しかったです。

アレンジが違うのでここに載せませんでしたが、さすが芸大!

心が洗われるので、ぜひ聴いてみてください。^^



Dynamico

びっくりしました!!!!!!

「人生のメリーゴーランド」初音出しでしたが、皆、すごいですね!!!!

正直予想をはるかに上回る上手さでとにかく驚かされました・・・・!!!

素晴らしい!!!KANADEのDクラスは本当にすごい!!!!

天才!!!!


ピアノパートの二人が、鍵盤ハーモニカがうますぎて、びっくりして

自分の弾くところを見失って大パニックになっていました(笑)

(そのあと落ち込む二人・・・w)←すごい上手だったんですけどね!


今回、また全員鍵盤ハーモニカをさらってから、打楽器を決めていくわけですが

前述の通り、びっくりするほど上手くてかなり進んだので、

次回もう最後まで行くと思います。

では、パートごと、書いていきますね。


Mel.1st

文句なし、100点の出来で来てくれましたね!

「ちょっと不安~」とレッスン前に私に言いにきてくれた子が

数名いたのですが、合奏してみたら全然余裕で!

むしろどのあたりに不安を覚えたのか逆に聞きたいほど上手!素晴らしい。^^


全員の演奏レベルの足並みが揃っている状態です。(すごい)

指示もとても的確に聞けています。

この日やった、頭~E直前まで、奏法で直すところは特にありませんでした。

ダイナミクス、fの吹込みを、温かい、ビロードな息で「レーソーシーレー」

に向かっていきましょう。


1点楽譜修正しました。39小節目、ミ♭→ミ♮へ変更です。

こういったことも、その場ですぐ直せる子供達・・・すごすぎる・・・


あとはもう、最後までの譜読みと練習になりますが

合奏で皆と合わせることを「気持ちよく」感じながら吹きましょう。

とにかくよく頑張ったね!素晴らしい!の一言に尽きます。

次回も楽しみにしています。


Mel.2nd

よく頑張って練習してきましたね!

きちんと努力のあとが見える子が多くいて

とても頼もしかったですよ!^^


同じ音で推移する箇所が多い2ndさんは、

タンギングを美しく、正確にできることをまずは目標にしましょう。

例えばBに入る前の「レソソ」、

ただ息を吹き込むだけでは、ソの音がつながってしまって

曲が崩れますね。タンギングは「トゥールートゥー」です。

そのあとの「ソシシ」も同様です。


37小節目アウフタクトからは2ndが旋律です。

この4小節を自信をもって吹けるように、練習しましょうね。


ピアノ

個人的に指導してありますので、大丈夫だと思います!

一番譜読みがきついのはピアノの二人ですね、頑張れ!できるできる!


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ということで、最後まで練習を進めてみてください。

次回打楽器決めていきましょうか。

やりたい子、考えておいてくださいね。^^


KANADE Japanese Choir Auckland

声を合わせて歌うこと、 それは心を通わせ音を紡ぎだすこと。 美しい音楽にのせた言葉は 大人になっても 心に生き続ける。